先の小池都知事の「北方領土」発言から、河野防衛大臣の「雨男」、萩生田文科相の「身の丈」発言と、ワイのワイの騒いでいますが、私はずっとこういう日本の状況を憂いています。発言した人ではなくて、まるで言論統制を取り締まる警察国家みたいなところをです。仕舞いに誰も何も言えなくなってしまう。
日本のニュースにはなっていないようですが、同じような誤解から生じた発言に関して、「行きすぎたポリティカルコレクトネスは国家を潰す!」と合衆国の住宅都市開発長官が反論をした記事がありました。これは、女性専用のホームレス施設に「大きな毛むくじゃらの男たちが入ってきた」と言ったことを、「トランスジェンダーに対する侮辱的な発言だ」とヴァージニア州議員の女性が抗議したことに対する長官のコメントです。
まさしく日本の国会風景ですよね。
国政はもっと他に話し合わなければならないことがたくさんあるはずなのに、朝から晩まで誰がこうした、かれがこう言った。私たちはなんという政治家を選んでしまったのでしょう?北からミサイルが飛んでくるかもしれないし、拉致被害者は返されないままだし、北方領土にお墓参りに行くのだって大変だし、沖縄から米軍追い出したらきっと中国が攻めて来るだろうし・・・。
ところで、あの台湾と二重国籍だった人はまだ日本で議員しているんでしょうか???