通訳案内士の勉強を始めてから、図書館の利用が増えました。職業柄、クラスとクラスの合間が数時間も開く場合もあり、こんな時はどこかで時間を潰さ(kill time)なければなりません。以前ならお昼がてらにファミレスで粘ることもあったのですが、どうも本を読んだり、勉強をしたりするにはうるさすぎて良い環境とは言えません。そんな時近くに図書館があれば便利なのです。スタバは行きませんから、めったに。
ということで、私は地元の図書館カードの他に、都内の区立図書館のカードも作り、近場の図書館を渡り歩きます。
最近はもっぱら地元の図書館なのですが、そこで探すのは、洋画(エーゴ)DVDと面白そうなエーゴの本。
本を探す時は、まずタイトルで探し、ん?と引っかかったものを手に取り、そして、本の「地」(本を立てた時に下側になる切り口の部分)をチェックします。新しい本など、この部分をみるとページを開いたかどうかすぐわかるじゃないですか!
で、昨日地元の図書館でチェックした結果、ほとんどの本は満足に読まれていない!
それもそのはず、ほとんどのエーゴ関係の本は、日本語で文法やら言葉の意味やらが書かれていて、その日本語の文章を理解するのに「面倒くさ〜い!」って思わせてしまうような構成だからです。ほとんどの本がこれです。中にはサッカー選手が書いたものもありました。エーゴの本だけじゃないと思いますが、他人の「私はこれで成功した!」的な本はあまり役に立たないと思います。まあ、読み物として、メンタルトレーニングはこうだよ、みたいに取れば良いのですけど。
じゃあ、図書館で何を勉強するか、というと、これだけ図書が揃っているのですから、必要な箇所だけ探し出して、そこを読めば良いのです。1冊丸ごと読んだところで途中で嫌になるのが目に見えてます。それなら、わからないところだけを探せば良いのです。例えば仮定法がわからないと思ったら、その説明をしているところを探す。まあ、うちのブログで全部揃えていれば、図書館行かなくても良いんですけど・・・間に合ってないんで。
こうすると、年中エーゴの本に散財する必要がなくなります。著者の皆さんには申し訳ないですが・・・。
それで、昨日手に取った本は、『英語でSNSトーク』というもの。日本と韓国でエーゴを教えている人らしいです。
こういう本は必ず日本人とペアで編集されているので、片側に日本語が載っています。私は日本語の部分をすっ飛ばして、エーゴをチェックします。で、またこういう本にありがちなんですが、校正が十分でないので、時々typo(スペルミス)なんかもあったりします。それと、SNSですから、ビジネスの場面で使えないものもたくさんありです。国際的な舞台で、外務大臣が使わないってことですね。そういう意味からいうと、会話を丸覚えなんてのは危険なわけです。軽く読み物として、読んでいくと良いでしょう。
(追記:1日で読めます。誤植もあり、あまりためにならないかも・・・)
アマゾンでチェックしたら、人気のデイビッド・セインさんの本の方がレビューが良いようでした!
ということで、タイトルがわかったら、図書館でパラパラめくってみるのも借りるのも良いでしょう。実は、エーゴは「これだ!」ってのがないと思うんですね。なんでも片っ端からかじってみるのが良いです。
何げに検索していたら、ベルリッツさんのこんなブログにも出会いました♪ ぜひパクってしまいましょう!