ほんの気持ちのエーゴです。@ goo

Just a little bit of English *almost* everyday!

オンライン英会話の質

2020-09-25 17:10:00 | エーゴ学習のヒント
コロナのおかげですっかりオンラインなんちゃらの時代になりました。
対面での授業よりも移動がなくて済むオンライン授業はこれからますます増えていきそうですね。

オンライン講師の募集なんてのも年中出てまして、その時給ときたら驚きの破格値だったりします。だからオンラインレッスンが安かったりもするんですね。先月「あなたに合うと思うからぜひ見てみて!」なんて同僚に勧められたのが研修中は時給300円なんておふざけになったもので、相当足元見られているなあなんて感じたものです。もう違法の範疇よね。

先日、帰国以来お世話になっていてお得意さんもついているエージェントから半年ぶりぐらいに仕事の話が来まして(ご心配なく、他にもエージェントがあるので今はそちらでお仕事させていただいております)、と言うのも、エージェントの中の人間が1人の中近東系セールスマンを除いて社長から社員まで総入れ替えしてしまったので、最早義理もへったくれもなくなったのでこちらからの連絡も入れなかったのですが、その半年ぶりの仕事は時給を700円も値下げしたオンライン授業の話でした。これまた足元見てるよな〜って感じで、お得意さんでなければちょいと難しいですねえ、なんてお茶を濁してお断りしましたが、「そうですか」の返事もないところだから、やっぱりこう言うエージェントは切って正解かもしれません。というか、外国人にやりたい放題にさせてしまったのがいけなかったんじゃないですかね。ゴーンさんのように。

ってうちわの話じゃなくて、

実はオンラインの授業というのは、かなり準備が必要なんです。

対面の授業ならホワイトボードとコピーで乗り切れるのですが、オンラインとなると、パワポが必要だったり、しっかりした先生になるとパワポ+レコーディングなんてことまでしたりして、そこまで行わなければならない授業となると、逆にやることが多くなるんです。文書をスキャンして画像で取り込んだり、ワードで作り直したり、特に大学の授業なんてのは、その先生の力量が試されることになると思います。

もちろん、フィリピンのお姉さんと軽くおしゃべりなんて英会話なら、あちらも準備もしないでしょう。「今日の授業何喋ろう?」なんて他の外人講師に相談してきたって人もいましたから。その代わり時給も安くなり、レッスン代も安くなるわけですね。

日本の公立校に公費で外国人を呼ぶJETプログラムってのがありますが、実はあのJETでくる先生ってのは、みんながみんなエーゴを教えられる資格を持っているとかってわけではないんですね。日本で働きたい!っていうような人たちが半分以上とか。それはそのJETで来た外国人(=ほぼアメリカ人、次に多いのがニュージーランドでしょうか?)の、エーゴを教えられる資格を持っている人からのぼやきです。要するに、日本はエーゴを喋れる外国人に対していまだに憧れみたいなものがあって、ネイティブだったら良いみたいな風潮があるんですよね。その次がハーフだったら良い、みたいな。だからフィリピンのお姉さんたちの英会話がポピュラーなんでしょうね。フィリピン訛りのエーゴですけどね。

ってことで、それなりに高度なエーゴを喋りたいなら、やはり見合ったお金を払うのが一番だと思います。特に英会話スクールなんてのは、学校長や社長がそのビジネスをきちんと把握できていないようでは、ダメってことですね。ビジネスを把握するって、生徒に教えるという仕事がどんなものであるか、そこがわからずに流行っているからってオンライン英会話に手を出しているような企業はおすすめしません。

というわけで、わたくしも真剣に学習中でして、これから働く先を吟味して選んでいこうと思うのであります。まあ当たり前のことなんですが。


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