私がアメリカに渡ったウン10年前に私の街に外国人はほとんどいませんでした。4年ほど前日本に帰ってきてびっくりポンしたのは、毎日、ハワイで見るよりもはるかに種類の多いと思われる外国人が電車に乗っているということです。特にマッチョ系の欧米人種、学者風の欧米人、それと出稼ぎと思われるアジア系の女性たち。
昨日電車の中でぺちゃぺちゃやっていたのは、あのミャンミャンした響きからベトナム人の女の子たちだと思います。その前は日比谷線で中国系と思われるアメリカ人が団体でドアからドアまでの間を占領していました。なぜアメリカ人かって?だってアメリカンなエーゴを喋ってたんですもの。そのエーゴに訛りはなかったので、アジア系2世のアメリカ人と見ました。
この頃エーゴを習うのに、手っ取り早くて、安くて、他の人の前で恥を書く必要がなくて、といろいろ理由は考えられますが、オンライン英会話なるものが流行ってますね。流行ってるって、ウェブ広告をよく見るってだけで、それがどれだけ賑わっているのかは私には興味がないので知りません。ですが、聞くところによると、スカイプ英会話の多くはネイティブと言いつつ、ほとんどがフィリピン人のお姉さんらしく、このサービスを利用している日本人はとどのつまりはフィリピン訛りのエーゴを話し始めるのだと思います。
それも、フィリピン系というかアジア系でビジネスをするならオッケーです。お互いの訛りが近ければ、話も早いかもしれません。
というわけで、世の中には奇特な人がたくさんいるもので、ある人は世界各国の地域のエーゴの訛りをウェブサイトにしてしまいました。これは例えば、これからシンガポールに赴任になります!なーんて方にはとても参考になるサイトです。なんたって中華系の話すシングリッシュの訛りは慣れるまで聞き取るのが大変ですから。(ところが今調べたら、数人いたシングリッシュスピーカーはたった一人になっていました。)
なので、これからフィリピンのお姉さんとスカイプ英語をやろうかな?なんて方も一度その訛り具合を聞いて見るといいかもしれません。
ちなみに、以前は日本人の読むエーゴも典型的日本人英語って感じだったんですが、最近では自信のある方が増えたようで、流暢に読んでいる方々がリストアップされています。それを聞いても特にがっかりする必要はありません。習うより慣れろ、誰でもネイティブの発音を真似していれば、どんどん良くなってきますから。
さて、そのサイトですが、こちら。
International Dialects of English Archive (IDEA)
ここから、例えば Asia をクリックすると、国名が出てきますので、お好みの国をクリック。
ジャパンをクリックすると、あ~らすごい!16人ものチャレンジャーが吹き込んでいます。
また、このサービスを無料で行っている方は、こんなに参加者が多くなってきたからか、ご寄付をお願いしていますので、賛同される方は寄付してあげてください。私はまだしてませんが。
そうそう、アメリカは独立記念日ですね。
Happy 4th of July!