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TPO 和製英語

2018-05-22 23:02:56 | <語彙> 使ってるでしょ!和製英語
このブログは基本的に中学校とか高校で英語が苦手になって、それ以降引きずってしまったけど、やっぱり英語を話したいんだよねーという方が最初から読んでいくことで少しずつでもいいから理解されて、ご自分の言いたいことを英語で発話できるようにするのが目的です。このブログを読んだから話せるようになった、というのはあり得ないかもしれませんが、時々出てくる練習問題を、コメントに書かずとも良いのでご自分のノートなどに書きまとめて行かれたら、ひょっとしたら英語が簡単に思えるようになるのではないかと考えています。詳しくは5月21日の記事をお読みください。

最近、中高生の生徒に「TPOって聞いたことないの?」と尋ねたら、どうも知らないらしい。私たちが社会人になりたての頃、もっと前かもしれないけれど、「TPOをわきまえて洋服を選ぶこと」から、TPOが「場違いにならない礼儀」みたいに一般常識として植え付けられてきたと思います。

知らない世代のために、Wikipediaから取ってきたものをあげておきましょう。
『Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合。Opportunityと使われることもある)の頭文字をとって、「時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分け」を意味する和製英語。この概念の発案者は「VAN」ブランドの創始者・石津謙介である。』
さすが、ファッションブランドの創始者だけあって、粋な言葉を作られたもんです。これと似たのに、YMOっていうのもありましたね。

さて、先日のロイヤルウェディング、どうもしっくりいかない感じがして、「自由で彼ららしい結婚式」「自分流の結婚式」などと某公共放送が乗っかってトレンドにしようとしていましたが、それなら一層の事、親(王国?)のお金や教会、馬車など使わずに二人だけですれば「自分流結婚式」になるんじゃないのかしら???私に取っては、単なる駄々っ子のわがまま結婚式にしか映りません。

イギリスの教会では大げさなジェスチャーを伴うお説教というのはご法度のようです。

一方、ウィンザー城のロング・ウォークからプライベートクォーターに入る門をくぐった途端の花嫁の表情の変化をBBCのコメンテーターは笑って「そうでしょうよ」と言ってましたが(私は彼女の表情をみはぐった!)、それはどうやら読唇術で紐解くと、Fワードだったと騒がれています。まあ、それが庶民的で良いという意見もあるのだけれど、如何にもこうにもTPOがなっちゃいない。というか、ベッカム様のガムといい、伝統を無視した招待客といい、引出物にはボトル入りの水とかが入っていたようですが、ちょっとクラスがないなあ、と思うのです。そう、クラス。威厳ともいうかしら?

今回の主人公、ハリー王子のようで、巷で騒がれているのはメーガン公爵夫人。彼女の記事を探すとたくさん出てきた言葉がShady。疑わしいメリット、不確実性といった意味。特に王国ファンは厳しい目で見ているようです。やっぱりTPOは大切なんじゃないかなあ。

*今ではTPOは日本で始まった言葉として、ネット辞書にも載っています。


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