介護付き高齢者スナックとは?
すっかりここ雪国新潟でも春の陽気になり、雪解けが進んでいる。
さて、少し前に遡るが、父の原因不明の目の不具合のため、群馬大学医学部附属病院に2月から通っている。
片道100kmを両親を連れ、時には妻も連れ車で送迎しているのだが、
あまりの病院の混雑ぶりに閉口した。
地元の市民病院から紹介状をいただき、初診13:30pmのところ
お昼には受付を済ませたのだが、検査と問診を繰り返し終了したのが20:30pmだった。
外来患者を20:00過ぎまで診る医師も看護師も受付も患者も大変である。
清掃のスタッフも帰れない患者を前にして、雑巾を持ち所在なさげに立っていらっしゃった。
当然、総合窓口の会計などは閉まっており、会計は後日支払うとのことだった。
翌日の予約患者数が張り出されていたが、これに紹介状を持った初診の患者が増えたら…
新患もすべて受け入れる姿勢は、素晴らしいと思うが
200人近い患者を検査し、角膜や網膜など専門の医師が代わる代わる診察すれば
関係者や患者の負担は大変なもの。
気持ちに余裕が持てなければ、患者を右から左へ機械的に診察し、
看護師や受付の方も声を荒げてしまう。
実際、私もそういった現場に出くわした。(高齢の患者は耳が遠い方も多数いらっしゃるためかも知れないが…)
働き方改革や三密を避けるといった言葉は、ここでは関係なかった。
ようやく診察も終わり、次回の予約も済ませ帰路についたのだが
その途中、関越道でトラブルに巻き込まれた。
逆走車による通行止めである。
このあと21:30pmには解除となるのだが、インフォメーションには解除の知らせはなく
通行止めの案内が消えただけで、どうにもはっきりしないまま大型トラックに続き出発し
家路についたのが、23:00pmを回った頃だった。
いつ来るやもしれぬ逆走車に、追い越し車線を走行するにも気が気でなかった。
さて
父の受診を待つ間、妻と久しぶりに高崎の街をドライブした。
以前私は、群馬県草津町で結婚し子供が3歳になるまで過ごした時代がある。
そんな思い出深い群馬で
前橋のすずらん(前橋では一番のデパート)へ向かう車の中
助手席に座る妻が見つけた店
介護付き高齢者スナック「Go To Heaven」(go to トラベルではない)
あいにく、開店の時間ではなかったのか店内をうかがい知ることはできなかったが
なんとも魅惑的な店である。
これで私の老後も安心…
なのかどうかはわからないが、これが群馬。
わたしもまだ知らない群馬がここにあった。
高齢者に優しい群馬の一面を見た気がした。
飲み過ぎと逆走には Go To Heavn とならないよう
くれぐれもご注意を