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桜桃    太宰 治

2007年04月23日 | 読書記録
文庫本で9ページ位の短編です。

今回この本の中では、桜桃だけ読みました。

(斜陽、人間失格は10代の頃に読みましたが、残念ながら暗いなぁ、くらいの印象しか覚えていません)

何でこの短編だけ読んだかというと、正月頃に初めてゲームの脳トレというやつをやり始め、その中の「名作音読」というのにこの「桜桃」が入っていて、読んでいて面白いな、と思ったからです。

@感想@

奥さんにこんなに気を遣って本音を隠して生きていたら、辛いんじゃないでしょうか?ただただ疲れるだけで。

最後に、一人で贅沢品(桜桃)を食べに行ったときも、主人公の心の中は罪悪感が見え隠れしてる。

人の事いえないけど、太宰治、生きている時辛かっただろうなぁ、、、、、

そんなことを思いました。

でも女と心中って言うのは粋じゃないですよね、前向きに行こうよ何もかも。

(↑自分に向かっても言っています)



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