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月曜日はいつもブルー 上・下 アルノン・フルンベルク

2008年09月08日 | 読書記録
オランダの話なんだけど…

読んでいて、オランダって、こんなに乱れてるのか…と思ったり、でも多少フィクションも入っているだろうな…と思ったり。



著者の半分自伝のような話だそうですが…高校の授業をサボって、昼間から酒を飲んでいるし。


両親はナチスの収容所に入った経験があるし、そのせいか父親はアル中で母親は年がら年中怒鳴ってばかり。


著者の生年月日を見ると、私と同世代なので、私が若い頃聴いていた曲を主人公も聴いていたりして、その点は親近感が持てたりして。


その曲が、そのまま章のタイトルになっている。

『エジプト人のように歩く』


『walk like an egyption』
バングルスの曲ですね、これ私も結構好きでした。


多少かほとんどか分からないが脚色はしてあるだろうけど、学校の先生方もガミガミ怒ってばかり。

その他色んな理由から、グレたくもなるだろうな、こんなんじゃあ…と思った。


でも学校をやめさせられても、なんとか社会に出てやっていけている主人公は、やっぱりえらい。


…と思った。
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