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転校生

2024年09月12日 | 
3年生の春 新しい学校に移った

知らない子供たち 知らない先生

悪いことに担任の先生は朝礼のあと私を迎えに来るのを忘れて

私をさらに不機嫌にさせた

ひとりクラスメイトの前に立たされ

「何か一言」を期待されたが

私は無言でその期待を押しやった

数日後 何かの拍子で私が笑った時

担任の先生は心から嬉しそうに「あ、笑った」と言った

その時先生は私のことを笑わない子として心配してくれていたのだと

初めて知った

もう46年も昔のお話
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とけい

ぽいんとぼきん