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年賀状が届けるもの

2024-12-22 | くらし
年賀状のデザインは、しばらく前に決めてあったけど、印刷するのをグズグズしていた。
一年に一度のことだから、プリンターにハガキをセットするところから説明書を見ないといけないので、それがめんどくさいのだ。
今年は相方が完全リタイアしたので、それを機に一部の人とは年賀状終いをすることもあって、別々に印刷する手間もある。さらに腰が重くなるわけよ
それでもまあ、クリスマスまでには投函しなきゃね、ということで、先日つるバラの作業をしたせいで筋肉痛になった身体にムチを打ち、今日印刷した。

昔はわりと早い時期に印刷し終えて、その後に喪中はがきが来るということがあったので、今回は郵便料金の値上げもあって、12月になってから必要な枚数だけ年賀はがきを買ってきた。
買ってきた翌日に、会社関係の人から喪中はがきが来て、7月に亡くなったとのことで、それならもっと早く出して欲しかったな~とちょっとムッとしてた。
喪中はがきは、12月初旬までに出すのが一応のマナーらしいよ、Mさん。

その後しばらくして、友人のご主人が12月に亡くなったという知らせが来て、さすがにこれには言葉を失くした。ご主人はうちの相方と同い年だった。
ラインでもやり取りしてたけど、病気療養中とは聞いてなかったし、突然のことだったのかもわからず、共通の友人に聞いても誰も知らなかった。
亡くなってまだ日が浅く、声をかけるのも戸惑う。いつも喪中の人にはクリスマスカードを送っているが、それもためらう。

印刷し終えた年賀はがき一枚一枚、相手のことを思い浮かべて一筆添える。
自分の近況だったり、相手の様子伺いだったり、たった一筆だけど気持ちが届きますようにと。
ふっと友人のことが頭をよぎる。
年賀状を送らないことがこんなに寂しいなんて、思いもよらなかった。



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