▲サガリバナ 2018年7月8日/2021年7月9日 石垣市平久保
サガリバナ、学名Barringtonia racemosa、方言名キーブジ。
サガリバナ科サガリバナ属の常緑高木。
【Wikipedia】より
アフリカ東岸部から、インド、東南アジア、太平洋地域に及ぶ熱帯・亜熱帯に分布。日本では南西諸島(奄美大島以南)に自生する。
八重山列島の石垣島及び西表島に大規模な自生群落がある。石垣島北部の平久保半島では、近年、4万本を超す2ヶ所の自生地が発見され、西表石垣国立公園に指定されている。また、ほぼ全域が西表石垣国立公園に指定されている西表島では、仲間川、前良川、後良川、浦内川等の下流域に自生群落が見られる。
長さ20-60cmの総状花序が垂れ下がり、花は横向きにつく。花は6-8月の夜間に開き、芳香を放つ。花弁は白または淡紅色で4枚あり、おしべは多数。
一つ一つの花は一夜限りと短命で、開花翌日の午前にはめしべを残して散る。西表島の自生地では散った花が川面に浮く様子が見られ、開花期にはカヌーによる観覧ツアーも行われる。
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