自由と平和、生存と共生のために

「誰もが人間らしく生きられるためには」という視点から、さまざまな社会問題についての情報をお届けします。

東京、大阪、神戸などでミャンマー軍事政権への抗議行動

2021-02-07 21:55:48 | ミャンマー抵抗運動
 ミャンマー大使館前(東京)では約3000人が参加して、スー・チー氏の解放などを訴えました。
 大阪城公園(大阪市)では約400人が参加して、「ミャンマーを助けて」「スー・チー氏を釈放せよ」と訴えました。
 みなとのもり公園(神戸市)での抗議集会にも約500人が参加しました。名古屋でのデモには約1000人が参加しました。

“3本の指”掲げクーデターに抗議、ミャンマー大使館前に約3000人 MBS

在日ミャンマー人ら大阪や神戸でデモ クーデターに抗議「民主主義と自由を」 毎日新聞

 ヤンゴンでは数万人が抗議デモに参加しました。

ミャンマーで抗議行動が拡大  テレグラフ


#Save Myanmar #Reject The Military

「ロヒンギャ」と呼ばれる人びと

2021-02-07 21:55:48 | 自由
 ロヒンギャとはミャンマーに住むベンガル系の少数民族(宗教はイスラム教)です。
 1962年に起きた軍事クーデター以降、差別的な扱いを受けるようになりました。1982年には法律によって国籍を否定されました。その後、多くのロヒンギャが「非正規滞在者」として扱われ、難民キャンプに強制的に移住させられました。
 2015年頃から海外に脱出するロヒンギャが急増しました。しかし、周辺国は難民としての受け入れを拒んでいます。
 多数派であるミャンマー人はロヒンギャに差別意識をもっている人びとが多いようです。また軍部もロヒンギャに対して厳しい姿勢を示しています。こうした背景からスー・チー氏も問題解決に苦慮してきたと思われます。
 難民となっているロヒンギャへの支援と安全な帰還が当面の大きな課題です。しかし、軍事クーデターの再発によって状況は悪化していると思われます。