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国民統一政府が武力闘争を宣言(ミャンマー)

2021-09-11 07:59:52 | ミャンマー抵抗運動
 今年の2月にクーデターを起こしたミャンマー国軍は不法な暴力支配を続けています。民主派の人びとと少数民族代表者で構成される国民統一政府(NUG)は、国軍に対する武力闘争を呼びかけています。
 9月7日、ドゥワ・ラシ・ラー副大統領(カチン族出身)は以下の声明(一部)を発表しました。

 「ミャンマーで暮らすすべての皆さん。2021年2月1日のクーデター以降、人びとの暮らしから喜びが失われました。
 クーデター以降、国軍が非人道的な戦争犯罪を犯し続けていることを今では全世界が知っています。国軍は公共の建物、宗教施設、学校、病院を占拠しています。人びとを脅迫し、拘束し、殺害し、財産を奪い、村を焼き払っています。
 人びとは宗教的な信念により耐えようと努めてきました。しかし、それも困難となって、今では軍事テロリスト(国軍)に対抗するさまざまな防衛手段を用いるようになりました。
 したがって、人びとの生命と財産を保護する責任にもとづき、国民統一政府は以下の通り宣言します。
 2021年9月7日から、私たちは国軍支配に対して人びとによる自衛の戦いを開始します。これは共同の革命であり、この国のすべての場所で、すべてのミャンマーの人びとがミン・アウン・フライン(国軍司令官)に指揮されている軍事テロリストに反撃します。
 この革命は平和な国、連邦国家をつくるために必要なのです。
 国連も他のすべての国々も、私たちの国の現状にもとづいて革命を行うことを理解してくれるでしょう。」

NUGの声明(動画約8分)

NUG公式サイト

 クーデター以降のミャンマーの状況については、カテゴリー「ミャンマー抵抗運動」の記事をご参照ください。


#SaveMyanmar #RejectTheMilitary


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