心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第276回】愛と価値観

2018-11-01 11:54:46 | 日記

今も、仕事を辞めようかという思いが涌き出てくる日々です。

一方で、一時的に収入が途切れるかもしれないという不安と、社長や職場の仲間に不義理ではないかと迷う気持ち。

相変わらず、迷いの中にいる私です。

その迷いの心は現象面に反映され、営業の仕事も思った成果が上がらない。

対お客様には、そういう自分中心の心は横において100%お客様中心でやってるつもりだけど、やってるつもりでしかないみたいです。

私の悩んでいる姿は、そのまま職場の仲間に伝わり、周りにも心配かけているのがわかる。

そんな中で気づいた事があります。

私と同じグループで働く同僚とのやりとりで見えた『愛と価値観』

私の状況を心配した同僚が、私に色々アドバイスしてくれた。

その同僚は、この業界で20年以上のキャリアを持つ大ベテラン。

プロの仕事人としての仕事ぶりは素晴らしく、営業力もある。

仕事も無駄がなく効率的で要領もよく、かつ冷静沈着で、人を見る目、物事を見る洞察力が深い。

とても尊敬している人です。

しかし、私とは考え方が真逆、正と負、陰と陽、対極なのです。

彼は自分に自信がある人なので、私に対していつも色々アドバイスしてくれる。

アドバイスというよりも、かなりきついダメ出しをしてくれる。

今日もそうだった。

私が悩み苦しんでいると彼には見えているがために、あれがダメ、これはこうすべき、こうするのはおかしい。ここのクレーム処理は、ここが間違っている。ここを直せ。色々言ってくる。

しかし、それは一理あるものの、価値観の違いからくるもの。

そして、彼から見えている世界。彼が想像している世界だけで、こうだと決めつけて、私にかぶせてくる。

言われている私には、彼から見えている世界もわかるけど、彼から見えていない世界も一杯あって、さらに彼との考え方の違いから、彼がそう言いたくなるのもわかる。

だから、彼が言っていることの半分以上は当たっていない。

でも一理はあると受け取って、彼の言っていることを全て受け取り、聞ききりました。

彼が、私には内々に異動の話が出ていることを伝えてくれて、ポツリとこう言った。

『今は、一緒に働いているから気づいた事は言ってあげれるけど、別々の場所で働き始めたら、もう言ってあげれない。

何とか、自分で乗り越えて新天地で頑張ってほしい。』と。

わかってはいました。

一方的にかぶせてくる人だけど、純粋に私のためを思って、ストレートに歯にきせぬ言い方をしていることを。

私を元気づけようとして、からかったり、ブラックユーモアで私を笑わせてくれていた事を。

でも、私の価値観としては、そんな彼の言い方が好きではない。

そもそも、私が悩んでいるのは成果が出なくて落ち込んでいるのではない。

自分の心にフタをしていた真我の発信の仕事をしたいとの思いが、また涌き出てきたことに苦しんでいるのだ。

悩んでいる前提が違うから、彼の言っている事自体がピントに合っていないのです。

でも彼の一言で改めて、純粋に私に良くなってほしいという彼の打算のない深い愛が見えたのです。

価値観ではぶつかるけど、彼の深い愛と友情を感じた瞬間でした。

彼の意見に対して、私の意見は全く違うけど、彼の言わんとしていることを反論せずに聞かせて頂き、彼の気持ちを受け取り、すべてを学長の仰る光のボックスに入れていきました。

価値観の奥に愛があり、愛が価値観として現れているような気がした。

でも、学長は仰った。

愛の反対は価値観だと。

満月理論で言う『満月』の反対が『三日月』とも言えるのかもしれないと思った。

価値観を価値観として受けとると、対立と相対の世界になるけど、

価値観を愛で受けとると、そこに価値観は存在せず愛しかなかった。

周りの人たちからは、私が叱られているように見えていた。

しかし、全く違う世界が、同僚との心のやりとりでは展開されていた。

価値観のぶつかる奥で、同僚の奥に流れる愛と優しさを感じました。

以上です。

ありがとうございました。