心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第569回】過去を振り返って。向いている仕事向いていない仕事⑧

2024-03-29 22:46:59 | 日記
前回より続きます。

3カ月続けてみて、全く向いていないと感じた、真珠の糸替えのアフターサービスから始まる、既存顧客への宝石の営業の仕事。

退職の意思を社長に伝えた時に、社長から次の仕事が決まるまでは、ウチでアルバイトしませんか?とのご提案を頂き、夕方の時間帯だけアポ取りの電話専門でアルバイトさせて頂くことになりました。就職活動をしながらですが。

数日間続けてみましたが、やはり就職活動一本に専念したいと考え、正式に退職させて頂くことにしました。

サンタ営業のノウハウを集大成した営業プログラムが、開発者の佐藤康行先生の宝石の営業時代の経験がベースになっており、このプログラムを持ってすれば、トップセールスマン間違いなしと確信し、三カ月間全力でこの宝石の営業の仕事に打ち込んでみましたが、全く鳴かず飛ばずで終わってしまいました。

人それぞれ向いている仕事向いていない仕事ってあるのだなと思いました。

もう一度自分の特性をよく考えて就職活動しようと思いながら、退職しました。

退職の日に、最後に、社長に挨拶をして会社を出ようとした時に、「てつてつさん」と呼ぶ声が聞こえてきました。

その声の主は意外な人からでした。

私はその時に、改めてサンタ営業の素晴らしさを感じ入ることになるのです。

続きます。

ありがとうございました。



【第568回】過去を振り返って。向いている仕事と向いていない仕事⑦

2024-03-17 17:40:51 | 日記
前回より続きます。

3カ月続けてみて、全く向いていないと感じた、真珠の糸替えのアフターサービスから始まる、既存顧客への宝石の営業の仕事。

社長が個人的に時間を取ってくださり、真珠の糸替えと、それをしながらの宝石の営業のやり方を直接個人指導頂きましたが、自力での売上を建てることはできず、再度退職する決心をし、社長にその旨を伝えました。

社長からは、「わかりました。但し、これからまた仕事を見つけるまでの間は収入が途絶えてしまうでしょう。もしよかったら、次の仕事が決まるまで、ウチで夕方の時間だけアルバイトしませんか?」と仰っていただけたのです。

仕事の内容そのものは全く向いていないかったけど、社長はとても誠実で暖かいお人柄の持ち主でした。

余りにも有難い提案にびっくりし、感動しました。

そして社長はこうも仰っていただきました。「貴方は、電話で訪問のアポイントはよく取れていますね。次の仕事が決まるまでの間、テレフォンアポインター専門として夕方の時間帯お願いできませんか。さらにもしよければ、アポイント専門部隊を作りたいので、貴方にそのパイオニアになって頂けませんか?」と。

その時に改めて、自分には向いている仕事と向いていない仕事ってあるのかなと思いました。

私は40歳ごろから10数年間色々な業態の営業の仕事をやってきましたが、電話でアポイントを取ったり、セミナーに集客したりする仕事では、ほとんど組織内でトップでした。

そこから売り上げにつながることが多く、結果、営業の仕事に自信もつきました。

今回はアポを取った後の、お客様を訪問してでのプレゼンテーションが自分の苦手な「物を扱う」仕事だったため、どん尻の営業マンを独走していた(笑)のですが、確かにアポだけはベテランの先輩と遜色ないくらいの件数を取っていたのです。

私は、社長からの提案を受け入れ、就職活動をしながら、夕方はアポインターのアルバイトをすることに決めたのです。

続きます。

ありがとうございました。

【第567回】過去を振り返って。向いている仕事と向いていない仕事⑥

2024-03-14 16:49:36 | 日記
本日2本目の投稿です。

前回より続きます。

3カ月、自分なりにこの宝石の営業の仕事に打ち込んでみましたが、自力での売上はゼロ。初任給で25万も頂いていたのに、これでは会社にも申し訳ないと社長に退職したいとの気持ちを伝えに行きました。

ところが、社長からは慰留されました。「もう少し頑張ってみませんか?、真珠の糸替えの練習を私と一緒にしましょう。できなかった人間は過去には一人もいませんよ。」と仰って頂いたのです。

そこで毎日社長室に通い、真珠の糸替えと糸替えしながらの営業トークの直接指導が始まりました。

そこで色々なことが見えてきました。社長の営業トークはまさにお客様との楽しい会話の中から、潜在的なニーズを掘り起こし、顕現させていくやり方でした。それはサンタ営業そのものだと感じました。

社長はこう仰っていました。「私たちの仕事はニーズ拾いの営業ではない。1件1件丁寧に訪問してニーズを掘り起こしていくんだ。」と。

それは私の直属の上司の営業のやり方とは真逆でした。

直属の上司は、とにかく「これ買っておきましょうよ。」の一点張りの押しの営業。買うまでは帰りませんというぐらいの押しの強い営業でした。

それでも売れることもあるのだなという学びにはなりましたが、そのやり方を真似したくはなかったので、その正反対の社長の営業のやり方には大いに共感しました。

しかし、やはり真珠の糸替えなどの物の取り扱いが苦手なことは克服できませんでした。

改めて、私は、この仕事は向いていないと悟り、退職することを社長に伝えました。

さすがに今回は、社長も退職を受け入れるだろうと思っていましたが、社長からは意外な言葉が返って来たのです。

向いている仕事と向いていない仕事ってあるのかもしれない、そう感じた瞬間でした。

続きます。

ありがとうございました。






【第566回】過去を振り返って。向いている仕事と向いていない仕事⑤

2024-03-14 14:50:19 | 日記
前回より続きます。
自信満々でスタートした宝石の営業の仕事。

究極の営業プログラムがあれば、上手くいくこと間違いなし。プログラム内で語られている佐藤学長の宝石営業の体験を紐解けば、売上は上がるはず。

しかし、顧客フォローである真珠の糸替えと宝石のクリーニングという「物を扱う作業」が全く上手くいかず、お客様の前で失敗することもあり、お客様と会話する余裕もなく

無事、真珠の糸替えを完了しただけで、満足し営業どころではありませんでした。

何度も真珠の糸替えの練習をし、何度も宝石のリングの裏書をルーペで見る訓練をしましたが、なかなか上達しません。

そうこうしているうちに訪問したお客様からクレームが入ってしまいました。「真珠の糸替えをしてもらったが、糸がユルユルだからやり直してほしい。」とのことでした。

すっかりお客様からも、会社の職場の先輩、上司からの信用も失墜してしまいました。

クレームのお客様対応は上司に行っていただきました。

大体、訪問先のご自宅は事務所から片道1時間から2時間くらいのところにあるので、丸々半日の時間を潰してしまいました。

3カ月続けてみましたが、状況を変えることはできず、自力で1件も売り上げを上げることはできませんでした。

私は退職することを決意し、社長にその旨を伝えに行くことにしました。

続きます。

ありがとうございました。





【第565回】過去を振り返って。向いている仕事と向いていない仕事④

2024-03-13 19:06:46 | 日記
前回より続きます。

自信満々でスタートして宝石の営業の仕事。

究極の営業プログラムがあれば、上手くいくこと間違いなし。プログラム内で語られている佐藤学長の宝石営業の体験を紐解けば、売上は上がるはず。

しかし、実際には私は全く売れませんでした。ここ会社の営業のやり方に適合できなかったのです。

ネックは、既存顧客への訪問の口実として、「真珠の糸替え」「宝石のクリーニング」の無料サービスをさせて頂くとところでした。

ここで私の根っからの不器用さが足を引っ張りました。幼少から図画工作や技術系が全くダメなのです。普通の人が理解できないほど不器用なのです。

まず真珠の糸替えが上手くできまんせんでした。針と糸を使って、真珠の玉を数珠つなぎにしていくのですが、

これがとんでもなく下手くそでした。毎日、会社から帰宅して自宅で何度も何度も練習を重ねてそれらしくなってきたものの、

実際にお客様宅に訪問して、世間話をしながら真珠の糸替えをするという、私にとってはとても器用な事が、全く上手くいきませんでした。

お客様が見ている前で、お客様と話をしながら糸替えをしていると、真珠の玉が飛んでしまったり、完成したと思ったら糸がゆるゆるだったりと、とてもプロの技をは言えない出来栄えでした。・・・・(笑いにもならん)

真珠の糸替えを無事に成功させることだけに必死で、宝石を売るどころではありませんでした。

また、宝石のクリーニングも非常に苦手でした。専用の洗浄機を使って、洗浄機の中に洗浄液を入れて、お客様の宝石をそこに落として(入れて)いくのですが、シルバーの宝石は入れるとシルバーが剥がれてしまうので、洗浄液に入れていいものと入れてはいけないものを選別しないといけないのですが、プラチナとシルバーの区別がつかない・・・・(笑にもならん)

その場合はルーペで指輪のリングの裏側の小さな刻印された文字を、ルーペで読み取ればいいのですが、ルーペの見方がさっぱりわからない。ルーペから宝石のリングを覗いても、さっぱり刻印された文字が見えない。(笑いにならない・・・)

宝石のクリーニングと真珠の糸替えができれば、お客様のお持ちの宝石の全てを拝見させて頂くことができるので、そこからいくらでも話題を作れるし販売にもつなげていけるのですが、それができない。

結果、宝石のクリーニングは断念して、何とか真珠の糸替えを必死に完成させて、それだけでホッとして、大したセールスもできないまま、お客様宅を後にする。

そんな日々でした。全くうだつの上がらない、売上の上がらないどん尻の営業マンとなってしまったのです。

続きます。

ありがとうございました。