母が箪笥を整理していたので、「そういえばあの着物、大丈夫かな」と
私が二十歳のときに仕立ててもらった着物のことを思い出した。
母のその箪笥にあるはず、と思ったらなくて!
どこ行った?まさか引越しのときに間違えて処分してないよねと青ざめたものの
祖母のクローゼットに入っていたよ、よかった〜
というくらい、着物を着る機会がめっきり減り、仕舞い込んだままで…
やはり、あちゃーという染みができていた。
染色家だった大伯母の家で、色見本と柄見本をたくさん見せてもらい、
選んだ瓶覗色と、小手鞠。
今思えばだいぶシブイのを選んだなと思うけど、昔からこういう色が好きだったんだよね。
振袖は着る機会が限られるから、能楽サークルで着られるように訪問着にしてもらったんだ。
この着物に濃紺か橙色の袴合わせるの好きだったな。
瓶のなかを覗いたときの色、っていうのがまた好きです。
せっかく仕立ててもらったのにもったいないな。
染み抜きしてもらって、着られる機会がまたありますように。
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