On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

セルゲイ記録その5--50/64沖縄コンベンション劇場--1

2007-05-04 02:11:23 | 2006-2007Sergey



64本中、祝!50公演めのセルゲイ。ここまできたね~

地元でセルゲイ初参加したときは12月でコートだったのにね。
すっかり半袖でも気持ちのよい季節になりました。早いなぁ。

旅をしてゴスに会いにいく、というのも、北は北海道・札幌から
南は沖縄まで、この一年で飛んだことになります。いやはや。

本州を出るっていうのが、遠征の中でもかなり特別な気分になるけど
時間もお金もかけて行く特別な旅で感じる彼らは、やっぱり格別!


なんだかもう、熱すぎて。

言葉のかわりに涙が出るほど、揺さぶられた、いいライブでした。


4/30に帰宅して、その日はゆっくり休むつもりだったけど
翌日以降も記録しようと思いつつも、なかなか筆が進まなくて。
ん?キーボードを打つ手が進まなくて、ってところか。

PCに向かうと「わすれられな~い あの日のきみが~」
酒井さんの声が脳裏に響き、かぶせるように黒ぽんが
「いえっへへい」と飛び出してくる感じです。←どんな余韻だ。


細かなことは、今回は書けなさそうです。
すごく向きあった気がする。だから、泣けてきた。
そう感じた気持ちだけは、記録しておきます。


胸の内にはたくさんのことがあるような、でもひとつしかないようなで
大雑把な気持ちなのだけれど。
最高に楽しかった!ありがとう!5人ともお疲れさま!またね!
何度もライブのたびに彼らへ送る拍手にこめる気持ちは相変わらず。

仕方ないくらい好きなんだよねぇ。もう。
音楽も、人柄も、なにもかも。


てっちゃんが冒頭で「お祭りみたいなもんです」とゴスのライブを
例えたけれど、ホントにね。これまたいいこと言ったね。

まさにハレの日だと思うよ、私にとってゴスのライブは。
ケ=日常からぐいっと引っ張り出してくれて、神輿担ぎよろしく
自分の声も出して、感情のままに笑って、泣いて、集中して。
御神体が5人っていうのはちょっとコワイけどね(笑)

5人の歌う歌が、象徴というところなのかな。
5人の生き様がそこにはあって、日常の時間軸を飛ばしてくれる。
5人のステージに「あー楽しかった」「…泣けた」とどっぷり浸れること、
これ以上ないってくらい、お祭りモード全開です。




こんなにも狂おしく熱く歌い上げられたら、どうしたらいいの?!
胸が焦げそうです!っとまでに、ぐっとくる歌を聴かせてくれて、
低音ロングトーンの音程をトイレの個室に例えて再現した挙句に
「きっと・みんな・知っている♪ハイ!」と北山さんから番長の座を
さくっと奪ってなりきりスタートさせたのもご愛嬌な、てっちゃん。

でも本当になんだろう、あの思いの丈をぶつけてくるようなあの歌は!
てっちゃんのそのパワーに負けない聴き手というか一緒にステージを
作る観客でいたいと心の底から思いました。ありがとう。


ちょっと髪が短くなって、すっきりしたヤス。
「Let it go」でヤスの声を聴く瞬間、あー待ってた!ライブに来た!
といつも実感しちゃうんだよなぁ。
今回はあまりヤスが前面に出てくる機会がなかったように思うけど
何回聴いても「Simple Words」の後の「何千、何万の言葉より…」
その響きが好き。自分の中で歌に向かう気持ちがオンになる気がして。


息があがって「大丈夫?少し間おこうか?」と酒井さんに言わしめた程
パタパタと、くるくると無邪気に釣られたサカナになっても、
爆笑の渦のすぐ後で、ホール全体に真っ直ぐに響きわたらせて
「Platinum Kiss」を歌いきったあなたはやっぱり愛おしかった、黒ぽん。

大好きな土地で、お客さんに楽しんでもらおうと自然に動いちゃったのが
胸元の汗からも、よーく伝わってきました。
何かサカナというより、コウテイペンギンの生まれたての雛のようで。
…めんこい。めんこすぎる。


終始、周囲を振り切ってたそのテンション。
アナタドコノクニノヒトデスカ?と突っ込みたくなるけど、そんなとこが
好きなのよねぇ、と短く本質ついた言葉と態度でバンドメンバーを
愛情たっぷりに、その人の笑顔を引き出して紹介するのが素敵。
常に自らに課した「ステージに立っていい」姿勢で臨む、酒井さん。
北山さんならずとも「あなたはいつでもかっこいいよ」と言いたい。

「The Ruler」のラスト、すっとクールに横を向く姿に撃ち抜かれました。
あと「狂詩曲」のラスト、これまたすっとヒザを払う仕草が。
あー、手の上で転がされたような気分だ。今回も参りました、師匠。


「頑張るでやんす in 沖縄っ」の前振り通り、いつも通り、それ以上に
熱さとクールさと穏やかさと激しさが同居するステージ上の姿は
やっぱり目が奪われる、北山さん。「今夜は寝かせない」って!!

「この愛を乞い続ける」と天を仰ぎ跪く姿(しっかり見たよ>つゆちゃん)
コーラスがなくとも優しい表情で歌詩をいつもくちびるにのせている姿、
なりきりウォーミングアップで難しい音程を炸裂させる姿。
プロの意地を感じる瞬間がたまらなく好きだ!

でもあの鬼のようななりきり前発声練習は途中放棄したくなるので
「どんどんどん♪」「ちゃんちゃんちゃん♪」みたいなアドリブを是非
北山さんも習得して下さい…。


なんだか結局長くなっちゃったけど、
この一言を毎度のことながら、ゴスに伝えたい。

ありがとう!最高に楽しかった!


Comments (2)    この記事についてブログを書く
« バケれ | TOP | ぽんカレーin沖縄式 »
最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
胸がいっぱい。 (5night)
2007-05-16 21:43:51
mihoさん、コメントはかなりご無沙汰です。

mihoさんの文章を読んでちょっと
泣けてきました。
最近、参加した名古屋でのセルゲイ。
今までにないくらいの胸いっぱいの
想いがあって、それと重なりました。

自分のこころの状態もあるのかもしれない
けれど、静かなる熱い想いが
今でも占めてます。

なんでこうも揺さぶられるんだろう?
なんでこの人たちなんだろう?
なんで泣けちゃうくらい好きなんだろう?

そういう人達がいることがうれしくてか、
それとも切ないというか静かなる熱い
思いで涙が出るのよくわかりませんが、
なんなんだ、この想いはという感じです。

いろんな感情を味わえるというか
そんなゴスライブ、ライブに参加できるだけで
この上なく幸せですね。

返信する
心の状態 (miho)
2007-05-20 20:15:19
5nightさん

ライブに臨んだときの心の状態でベストって
決まるのかなぁ、って5nightさんと同じく思います。
何かがぐーっと心に入ってくるって、毎回違うものね。
しみいり度合いというかなんというか。
心が渇いていたり、ヒザを抱えていたりするようなときの
直後だとゴスのライブがどーんと自分を押してくれるような
気がしちゃいます、私の場合。

5nightさんにとっての名古屋、私の沖縄。
いい思い出が増えたね、お互い♪

返信する

post a comment

Recent Entries | 2006-2007Sergey