On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

やっと指定バトン

2006-07-02 23:57:51 | Baton


「迷うことなく語ってくれい!mihoさん 指定の言葉は『村上&黒沢』で!   
↑なんで?ウソです『酒井&北山』で」


と、ネコの憂鬱のメグさん から、「指定バトン」をいただきました。

やったね、2spellers!
あまりに二人の間で揺れ動きすぎる私に、どちらか選べないのなら、
二人分語ってみよ、というありがたいバトンです(笑)


…指定バトンのルール…
・廻してくれた人からもらった『指定』を『 』の中に入れて答えること。
・廻す時にその人に『指定』すること。


ということで、早速~という割には、遅くなってごめんね、メグさん。
ふたりともフルネームにしちゃいます、いえーい。


最近思う『酒井雄二&北山陽一』


いい顔してるね、ふたりとも♪

ゴスにはまって1年未満の私が最近も何も、なのですが、
「歌もだけど、歌だけじゃない奥深さ」というのがとにかく魅力的なこのお二人。
(これは5人全員に言えることです)

最近の酒井さんの俳句のナレーションといい、北山さんの囲碁といい。
お仕事として声がかかるというのは、今までの12年をちゃんと過ごしてきた証
というか「好きなんだ」とか「興味があるんだ」ということが言える親交をあちこちで
とってきた証なんだと思うんですよねぇ。
この人に頼んでみよう、とか一緒に仕事したい、って思ってもらえるのって
自分に置き換えても何より嬉しいことだから、

ゴスペラーズとしての活動だけで突っ走ってきただけじゃない、
活動から派生して得たデビューから今までの出会いや、
いろんなものに触れて、それをきちんと感じて生活してきたからこそ、
今の顔があるんだろうな、と思います。

でもそれはもちろん「ゴスぺラーズであること」を第一に頑張ってきたから、
なんだよね、きっと。

Ajapaiさんとのコラボも、PONTAさんのライブにベースボーカルとしてゲストに
声がかかるのも、発信する人に、縁は集まってくる、って思う今日この頃。
いろんな表現があっていいと思うので、ゴスペラッツもkitago-yamaも大歓迎です。

5ヶ月のお休みがあって、活動を再開してから半年以上。
ここ一連のメディアラッシュ、雑誌PHOTO。PV。
陽射しと影のコラボによる奇跡的なまでの穏やかな横顔や、PVの笑顔
潤んだ瞳と視線と白い腕や胸元、鍵盤を前にした笑顔に悩殺されつつ。


インタビューや歌っている姿で、5人でやってるのが楽しいんです!と
何のてらいもなく表現する彼らの自信と男っぷりが眩しい~。


この『酒井雄二&北山陽一』に感動

それは、やっぱり「It should've been me (that loved you)」

愛おしく切なげにささやくように、心の中に語るかけるような酒井さん、
遠くでみたら静かなのに近くでみたら激しい滝のように思いをぶつける北山さん。

しかも英語ーーー。
そう、英語ーーー。


ええっ、この人たちったら英語までぺらぺらなんですかっ?!
と、去年の夏、熱心にネットサーフィンしていた頃みつけたFMのラジオ起こし。

杉山清貴&オメガトライブが音楽の入り口だった私にとっては親方のような(?)
カマサミ・コングさんの番組で、ゴスも全編英語で話しているようではありませんか!

話しているところは聴いたことがないので、是非またそんな番組に出演して!!

あんなに受験を通じて英語を勉強したにも関わらず、今やすっかりドメスティックに
生きている私には、この同世代の二人は感動を通り越して、めちゃめちゃ刺激的な
存在になったのも確かです。

そして、どっぷりはまることになったのは、「ノーカット」と「G10Arcaives」読んで
大爆笑したり感心しちゃったりしたから。


あ、最近の感動といえば。

酒井さん。

会報の追跡シリーズ、詠人のお仕事。
ありがとう~GOSMANIA!よくぞ取り上げてくれました。

資料に赤字が、びしっと整然と書き込んであることにまず感動。
うん、この意気込み、真剣さ、酒井さんらしい。
で、またこの資料になんて書いてあるのかが知りたい乙女心。
どんな顔になっててもいいから凝視です。

君を抱く、の前に「ここで、覚悟を決める」って書いてある!
お花畑のところに「アルプスの少女ハイジになりきる」って書いてある!
そのままに体現できてしまう、そんな酒井さんに感動。

「君を抱く」ってね~本当にドキドキしましたから。
「潔さと強さ」、「口説く感じで艶めかしく」・・・見事に落ちた私・・・。
その場にいないのに、まるでそばにいるかのようでした。


あとね、レコメンで。

「知ってますか?この安岡優の座右の銘」と、ラジオ生番組中に
ぽーんと出てきた酒井さんの引き出し。
「良い仕事をするためには良い準備が必要だ」って、いう言葉を
すぐさま引っ張り出してきたこの回転の速さ、ピントの正確さ。

ヤスが事前にHP調べて、番組のためにわざわざ着替えてきたセットアップの
GジャンGパンの心意気をほっとかない、報いるのがさすが。
感動したー。


それと、随分前の感動といえばゴスネットで。

過去ログ遡って読んでいたときに、2002年頃の記事で。
当時はまだふたりとも適時掲示板に書き込みをされていたようですね。
何やら掲示板が荒れ模様というか、ネットならではの気軽なぽんと出た言葉が
思いのほかわーっと盛り上がってしまったようで。
そこへガツンと北山さんが殴りこみをかけ(と、言っていいのか)皆がシュンとして、
酒井さんがその流れを打破しにきたというような…
やんわりといえばそんなやりとり。
言い方は違っても、人との向き合い方やものの伝え方が真剣で、熱くて。
あー、いいなぁ、この近さ、と思ったのでした。


直感的『酒井雄二&北山陽一』

ナイーブ。

…侍なんだけど、強いだけではない、折れないしなやかさもあるかな。


あと共通して、ぱっと思いつくのは、やはり頭のキレの良さ。
文系・酒井さんと、理数系・北山さん。


好きな『酒井雄二&北山陽一』

もう、すでにここに至るまでに、1時間ほど費やしてる…
日付も変わっちゃったよ!

でもめげずにいくぞー。

■酒井さん

書き言葉、話し言葉のセンス、オールジャンルカバーな知識、広い視野、視点。
勢いのある文筆・描画。そして、勢いのある生活態度。
食べ物を尊び愛する姿勢、そして、笑いを尊び隙間を狙う姿勢。
クリスタルヴォイスと力強いHBBの共存。
古典芸能に興味あり、と言ってくれるところ。
のびのびと屈託のない笑顔。
涼やかに魅惑する声でのナレーション。柔らかな話し声。
和装の粋さ。似合いすぎる番傘。
使い込まれた職人のような手。歌いながら思いをこめて動く手。
いろいろな世界を音楽活動へと噛み砕こうとする研究熱心さ。
お金をもらっていい人のときには常に動いていること。
媚びない強さ。
物事の白黒グレーを、わかりやすくストレートに相手に伝えられるところ。


■北山さん

「数学と物理で生きている」と言い切れるスマートさ。
家族を大事にしているところ。友達との付き合いも大事にしているところ。
人なつっこく甘い、かと思うと、結構ばさっと斬る強さともろさの同居。
ゴスペラーズにおけるポジションを冷静に分析した成果の数々。
いつでも笑いすぎるまで笑う心意気。
渋く、鋭く、深く、ホットにクールに刻むベース。柔らかく低い話し声。
切なげな瞳できゅっと歌い上げるテナー。身体をしならせていたら尚良し
ホッとする笑顔。首をかしげていたら尚良し。
インドア派に見えて、実はスポーツもたしなむ適度なアウトドア派。
食事制限を続けるプロ意識。
羽織袴姿。
囲碁における勝負師の眼差し。その鋭さとはうらはらに、指す手つきの柔らかさ。
世の中の出来事を、きちんと自分にとりいれて自分の言葉で発信するところ。
複雑なコード進行ながら、「北山らしさ」を確立している作編曲の世界観。




ふたりが生きてきた今までのそのまま、まるごと全部書き出せたらいいのにね。
「もっと知りたい 知らないあなたを」 と、キリがなく思えちゃいます。

ゴスペラーズが歌う歌に魅かれて出会ったけれど、今は人間としても好きだから。
「ゴスペラーズの酒井雄二」「ゴスペラーズの北山陽一」を形成してきた
過去・現在、すべての経験が魅力になっているように思えます。

ふたりともパーフェクト!ではなくて
普通に寝坊するだとか、寝起きがウルフだとか、掃除が苦手だとか、
恋愛におけるつっこみどころもあるとか、
そういったウィークポイントがあるのも、愛すべき点。


こんな『酒井雄二&北山陽一』は嫌


仕事にいいかげん、投げやり
コンピュータ、機材関係、専門用語を理解しようとしない
団体行動がものすごく苦手
相手をやっつけるまで攻撃的な言動をする
仲間を大切にしない
歌を大事にしない
自分を大事にしない


この世に『酒井雄二&北山陽一』がいなかったら


「インターネットで流さないでくださいよ」
「流しませんよ、イヤだなぁ、流しませんよ」
「あははははは!」
「見るな!オレを見るな!」

…こんな会話が聞けない。楽しくない。

確かにゴスにはまるまでは名前すらわからなかったけれど。
今じゃ、いないなんてそんなことは考えられないです。

いてくれて、ありがとう。
ゴスペラーズ続けてくれてありがとう。



いなかったら、
…生まれかわり、もしくは前世を見つけだしてみせよう、ホトトギス。

 

次に回す人(『  』内は指定)


知っている方にはほとんど回っているようなので、このまま置いておきます。

あ、piguちゃーん、やってないかな?
気分転換に、とことん『村上てつや』で語り倒しませんか?
←いつも語ってるか~…(笑)


そして、また時間のあるときにでも
自分へ『内野聖陽』でバトンリピートしてみたいと思います




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6 Comments

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師匠と呼ばせてくださいッ((笑 (春陽)
2006-07-03 14:10:58
指定バトン楽しかったですね!

私も、メグさんから頂いてやりました。



「酒井さん&北山さん」についてここまで語れるなんて…

私も、もっと書きたいんだけどでも、どう文章にしたらいいのかが

分からなくて、結局それだけになっちゃうんですよ。

なのにここまで、素晴らしい回答に仕上げているmihoさん。

ホントに尊敬しちゃいます

2人に対する愛を感じました!

やっぱり、私はまだまだだな~と痛感しました。

ゴスに対する愛も、自分の中の気持ちを言葉にするのも。



もっと修行しないとッッ((><o))
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愛。それは… (miho)
2006-07-04 00:26:37
春陽さん



うわー、こんな長々と書きすぎたのに

お付き合いいただいてありがとう!

しかも師匠だなんて、まだまだ私もひよっこゴスマニだから

とはいえ、春陽ちゃんの倍生きちゃってるからねぇ

これからも一緒に北山さんのことを語りつくしましょう。

今から、こんなに好きな人のことをたくさん想って、たくさんの気持ちに触れたら、

何かやたらめったら書かずにはいられない時期がきますよ(笑)

でも、今の春陽ちゃんのままでいいと思います。

今しか書けない気持ちやことばをぜひ、大事に!

 
返信する
>mihoさん (メグ)
2006-07-04 23:21:57
バトンありがとうございました!

mihoさんが語ると、自分のボキャブラリーの少なさを痛感いたします。

そんなカッコイイ言い回し思いつかないよみたいな。(笑)

思う存分語ったって感じですね



俳句の資料の赤字なんて全然気にしませんデシタ

ハイジって(笑)

面白いな~酒井さん



お疲れ様でした~



返信する
ありがとうございました! (miho)
2006-07-06 13:40:55
メグさん



すいません、すっかり遅くなりました。

楽しいバトンありがとうございました~



これだけ書いておいてナンですが、なんかまだ言い足りないというよりは、ぴんときてないのですー

なんでだろ?難しいですね

こういうときにきっと酒井さんはスパっと明快に答えてくれるんだろうな、と思っちゃいます



ハイジってね(笑)

苗場ではペーターだったのに~



ハイジになりきると、酒井さんの脳内ではどんな風景が飛んでるんでしょうねー
返信する
感動です。 (さわこ)
2006-07-09 01:52:56
初めまして。

突然で、しかもこんな時間のコメントお許しください。

たえこさんやじろうさんのブログから、いつもお名前を拝見させていただいてました。

そしてこっそりブログも見させていただいてました(笑)。



いやあ~、もう本当にスゴイ愛の言葉!

酒井愛・北山愛に溢れてますねっ!!

そしてどんどん引き込まれてしまうmihoさんの文章の表現力!

素敵すぎます。カッコイイ♪



たんなる上辺だけじゃなく内面までも見据えての回答文に、とても感動しちゃって居ても立ってもいられず、こんな夜中に書き込みに来てしまいました。



mihoさんとも是非お話してみたいなあ~と思ってますので、これからも時々コメントさせてくださいね♪

では夜分に失礼しましたー

返信する
ありがとうございます! (miho)
2006-07-09 04:07:45
さわこさん



はじめまして!深夜のコメントありがとうございます。

私も基本深夜型ですので、どうぞお気遣いなく!



しかも嬉しすぎるほどの言葉の数々を…なんだか私のほうこそ感動です。



…しかもブログも読んで頂いていたなんて(照)

私もさわこさんのお名前を拝見していました!



もうちょっと私が時間の使い方が上手だったらいいのですが、素敵なブログになかなかお邪魔できていなくて。



さわこさんのブログにも今度ゆっくり遊びにいかせてください。

たくさんお話できたら、嬉しいです!

本当にコメントいただけて光栄です。ありがとうございます~

これからもよろしくお願いします♪
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