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日本人として日々の暮らしの中で思うこと、知りたかったこと

2000年のノーベル平和賞とは

2019-03-12 00:32:25 | 時事
2018/5/4(金) 午前 10:23

私がよく読むブログを書いておられる方のご指摘を、ここでもう1度使わせて頂きます。ほぼ同じ内容で恐縮なのですが。

「韓国の金大中大統領は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対しては「太陽政策」と称される緊張緩和政策を志向した。2000年6月に北朝鮮の首都平壌で金正日国防委員長とのと南北首脳会談が実現し、6.15南北共同宣言を締結した。

南北首脳会談などが評価されて、2000年ノーベル平和賞を受賞した(これは現時点で韓国人唯一のノーベル賞受賞である)

ただ、太陽政策は、当時北朝鮮にいた脱北者からみても、困窮して崩壊直前とされていた北朝鮮を救って継続させた上に、核実験の成功や核兵器保有に繋がったため批判がある」


上の「金大中」を「文在寅」にし、「平壌」を「板門店」にし、2000年を2018年にして「6.15宣言」を「板門店宣言」にしたのが現在進行中のニュースですね。

果たして、「文在寅+金正恩」か「トランプ」かどちらが「ノーベル平和賞」をもらえるのでしょうか。

ノーベル平和賞って面白いですね、本当に平和に貢献する人などそうはいないせいか、生ぬるく戦争を回避した平和と無関係な人々が時々もらえる賞ですね。

金大中がもらったとき、金正日が「何故自分も一緒にもらえないのか」と言ったとか言わなかったとか。面白い人々ですね。「戦争の危機を作り出す人」と「それを止めた人」に与えられる賞とういことになるのでしょうか、今後は。

因みに、金大中大統領は南北首脳会談を開くために現代グループを通じて4億ドルから5億ドル(400億円から500億円)の金を渡したとされ、「金で買ったノーベル賞」とも酷評されているようですが、何せ、韓国唯一のノーベル賞ですから、安いものかも。



コメント

ノーベル平和賞の選考にはかなり問題がありますね。

気になっているのは、ロヒンギャの件です。どういう状況なのでしょうね。フリージャーナリストは、ドンパチしているところに行きたがる傾向があるようですが、こうした情報が少ないところに行くべきじゃないですか。

アウンサンスー・チーは、軍事弾圧に対して平和的手段によって人権を守ろうとしていた人物と思っていましたが、ロヒンギャの問題に関して沈黙しており、ノーベル平和賞受賞者に値するとは思えません。

北朝鮮は金大中の「太陽政策」のもと核兵器開発を進めることができたので、金大中の場合も偽りの平和賞です。

ノーベル平和賞とは偽りの平和賞と位置付ければ、その程度のものということですね。底が浅い選考です。
2018/11/2(金) 午後 9:32 泉城



> 石田泉城さん
アウンサンスーチー女史は仰るように、ノーベル平和賞受賞者(91年)としては相応しくない人物だったようですね。あちこちから批判されていますね。ロヒンギャ問題というのはわかりにくいですね。「5分でわかる『ロヒンギャ問題とは何か?』」というサイトに以下のようなことが書かれてありました。

ロヒンギャの人々は独立国家を求めているわけではなく、自分たちの民族名称を認めてもらったうえで、ミャンマー連邦の国籍が与えられるよう求めている。

在外のロヒンギャの知識人によれば、自分たちはミャンマーのラカイン地方に8世紀から住む「由緒ある民族」だと主張している。

しかし、ミャンマーでは政府も国民も彼らを「民族」として全く認めていない。外国からの不法移民集団だと決めつけている。

ロヒンギャに関する人権問題の立場からの調査は数多くあるが、歴史や人類学・社会学などの実証的研究はほとんど存在しない。そもそも史料が十分ではない。

だからミャンマー政府は彼らを不法移民として差別しているということのようです。
2018/11/2(金) 午後 10:48 kamakuraboy 返信する



> 石田泉城さん
日本にも昭和30年代頃まで「サンカ」と呼ばれる人々が1万人ほどいたそうですが、「サンカ」の発生には諸説あるようですね。秀吉の時代から戸籍登録制度のあった日本ですらそうだったのですから、ミャンマ―にも「得体のしれない謎の民」(不法移民?)がいるくらい不思議ではないような気もします。

それに移民への差別意識というのは外から眺めると人権問題ですが、中の人々にとっては(英米でも見られる)「ゼノフォビア」であり、自国民とそれ以外とを区別して扱うというある意味で正当な態度であったりで難しい問題ですね。
2018/11/2(金) 午後 11:04 kamakuraboy 返信する



サンカについては元新聞記者の捏造小説によるなど諸説がありますね。

王朝が変わるときに前王朝の親族・縁者で生き延びた者のうち重用された者のほかは、一般的にはや逃亡者になります。このうち山に隠れた者がサンカの主体ではないかと想像します。
いずれにしても国内では被差別民でありロヒンギャも同じでしょう。

アウンサンスーチーにとって、国民重視の立場からは悩ましい問題です。ただ、直接手を下さなくても暴力で追いやられていますので中国の少数民族の弾圧と似たところがあります。

ゼノフォビアは普通に生じる気持ちですが、これが行き過ぎて大量虐殺になることが問題だと思います。 削除
2018/11/3(土) 午前 0:57 泉城 返信する



> 石田泉城さん
「サンカ」を描いたものに以前「瀬降り物語り」(1985年)という映画がありましたが、「山の民」として生きる人々を描いたこの映画での描かれ方などからも、日本社会では「サンカ」と呼ばれる人々に対してある種の共感のようなものもあったようにすら思えます。起源には仰るような諸説があるようですね。

例えばアマゾンの奥地には今でも原始的な部族のような人々がいて、この前、ドローンによる空撮なのでしょうか、映像がニュースになっていましたね。
この映像です。http://news.livedoor.com/article/detail/15203427/

いずれにせよ、ロヒンギャには他に帰国する国はないようなので、ミャンマ―政府が賢く解決しなければならない問題だと思います。「大量虐殺」などが起きるようならば国家の恥だと思うべきですね。
2018/11/3(土) 午前 6:27 kamakuraboy


ロヒンギャは、ミャンマーから隣国のバングラデシュに数十万人が逃れ、また海を渡りマレーシアにも10万人以上が逃れていると聞くと、虐殺などの迫害がなされているとみるべきでしょう。

アウンサンスーチーは軍政に対して民主化運動を推進したことでノーベル平和賞を受賞したのですから、ロヒンギャにとっては期待の人物だったはずですが、ロヒンギャは国籍があたえられなかったためにこの事態になりました。バングラディッシュやマレーシアでもロヒンギャは不法移民になりますから何も手を打たないわけにはいかないでしょう。

たぶんスーチーの支持母体の意向を汲んで何もできないのでしょう。しかし、国連での演説だけで済まして、このまま何もしなければ、何が平和賞なのかということになります。なんとか知恵を出して期待に応えてほしいです。
2018/11/3(土) 午後 9:22 泉城


> 石田泉城さん
こんばんは。現在ロヒンギャの人々は迫害を受けながら隣国などに移動しているということですね。行く先々で同じことが起きてしまうことが当然予想されますね。

国連の無能ぶりはもはや出資金泥棒レベルで存在価値ゼロですね。

スーチー、金大中、カーター、オバマ、「EU」などいずれも「一時しのぎ的馬鹿げた錯誤」もしくは「平和に寄与すると見せて実はだめだめな似非的人物または団体」への授与であったと見るべきですね。

こういう受賞者に贈られるくらいなら「ノーベル平和賞」は無理に選ばず、該当者なしという年があってもよい賞だと思います。
2018/11/3(土) 午後 9:48 kamakuraboy


同感です。
過去には該当者なしの年があったようです。
平和賞の選考については検討すべき課題があると思います。
2018/11/3(土) 午後 10:02 泉城

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