■田布施システムの背後には宗教団体の影がある
岸信介元首相の地元である人口僅か1万5千人(2016年10月1日現在)の山口県熊毛郡田布施町には、「天理教 (信者22万人)君誠分教会」「天照皇大神宮教(信者数48万人)本部道場」、「金光教(信者数45万人)」の西日本最大規模と言われる施設など、宗教団体の本部や支部、道場などが不自然に多いという奇妙な現象が以前から指摘されています。
参考:
第2位:桂太郎(2886日)山口県
第3位:佐藤栄作(2798日):山口県
上位3人が山口県を地元に持つ方々です。
■岸内閣は日米安保条約改定を強行し短命政権で終わっている
一方岸信介元首相本人は769日と、あまり長くはない。
退任前、「日米安保改定条約」の強行採決で、国内では青年層を中心とする安保反対デモが起こり、デモが最高潮に達し、警察からの岸首相(当時)はなんと退避要請を受けたほどで、反対に岸首相が自衛隊の治安出動を打診すると、当時の防衛庁長官・赤城宗徳氏は「自衛隊に同胞を傷つける命令は出せない」と出動を拒否するというエピソードまであったようです。
デモ隊の群衆に囲まれた総理大臣官邸に岸首相は実弟の佐藤栄作氏と共に留まったものの、1960年6月19日午前0時をもって条約は自然承認され、6月23日の批准書交換をもって発効。
同日、混乱の責任をとって岸信介首相は辞任するという経緯でした。
岸元首相の不人気は娘婿の安倍晋太郎氏にも影響し、安倍晋太郎出馬1963年(昭和38年)の第30回衆議院議員総選挙では山口1区(当時)で落選。
当時は地元山口県での岸信介元首相の影響力低下が取りざたされたりもしたのだそうです。
政治家にとって「不人気」は致命的ですが、岸信介元首相の実弟の佐藤栄作氏も同じく田布施町を地元とし、自民党総裁として総理大臣に就任し、長期政権を運営し、米国からの「沖縄返還(1972年)」でノーベル平和賞も受賞しています。
統一教会(原理研)の教義によれば、「日本はサタンの国、韓国はメシアの国」という極めて異常な反日思想であるといわれていますが、何故こんな宗教団体と日本の与党自民党が、ここまで深い関わりがあったのか。
それには安倍元総理の祖父である岸信介元首相の時代に遡る歴史があったことがクローズアップされ、今メディアでは話題となっています。
■岸家と統一教会との繋がりの原点=「南平台」
安倍元総理の実弟で、岸家に養子として入ったのが安倍晋太郎氏の三男の岸信夫前防衛大臣ですが、先月の7月29日、防衛省で行われた岸信夫防衛相の会見では、岸家と統一教会との接点について、記者から南平台の岸信介邸の隣に統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連施設があったことを問われ、「南平台に住んでいたのは小学校低学年の頃なので、もしかしたら(統一教会の方と)お会いしているかもしれません」と回答している。
7月26日の会見でも「統一教会の皆さんは何人かは存じ上げています。お付き合いもありますし、選挙の際にもお手伝いをいただいています」などと悪びれもせずに率直に教団との関係を認めている。(政教分離の観点から言ってもこのような回答を平然とできる国会議員は異常ではないのでしょうか)
■統一教会とは
統一教会は朝鮮戦争(1950年6月25日 ~ 1953年7月27日 )の終結の翌年の1954年に、聖書の新しい解釈と保守的で家族志向の価値観を説いた自称メシアである故・文鮮明牧師によってソウルに設立された。教会は、反共産主義と、全体主義の北と民主主義の南に分裂した朝鮮半島の統一を擁護した。この教会はおそらく、スタジアムや体育館などの大きくて開放的な場所で、多くの場合異なる国から来たカップルをペアにして、既に結婚しているカップルの誓いを新たにする集団結婚式で最もよく知られている。このグループは、日本での数十万人を含む、数百万人のグローバルなメンバーシップを持っていると言われている。教会は1970年代と80年代に、強引な勧誘戦術を用いて支持者を洗脳し、給与の大部分を文鮮明に引き渡したとして告発された。教会はそのような主張を否定し、多くの新しい宗教運動が初期に同様の告発に直面したと述べた。日本では、このグループは教会への寄付を集めるためにメンバーに高価なスピリチュアルな商品」を購入させたり、そのために不動産を売却させたりしたとされる「霊感商法」を提供したとして訴訟に直面している.
欧米ではカルト宗教であるとされている。1994年5月に旧名称の「世界基督教統一神霊協会」「統一教会(統一協会)」から 現在の名称である「世界平和統一家庭連合」に名称が変更され、2015年8月26日に宗教法人名を管轄している文化庁から改称を認証された。日本では新興宗教の宗教団体・宗教法人とされている。
現在の代表者は教祖である文鮮明の妻の韓鶴子(ハン・ハクチャ)氏。
■日本に統一教会を入れたのは引きいれたのは笹川良一と岸信介だった!
統一教会を1968年に「国際勝共連合」という名称で日本に引き入れ、日本支部のような役割を果たしたのは笹川良一と岸信介だったとFBIの報告書で指摘されているそうです。
戦後統治下にあった1945年10月11日に GHQ から婦人の解放、労働者の団結権保障、 教育の自由主義化などの五大改革指令からなる戦後民主化政策の基本が指示され、「日本学術会議(1949年設立)」、「日教組=全日本教員組合協議 (1945年設立)」、「教育委員会(1948年設立)」などは全てGHQ主導でつくられたものです。
その根底にあるのはむしろ共産主義思想です。これは矛盾していませんか?
岸信介という人物はCIAが、彼を日本の戦後統治の3番目のパートナーとして白羽の矢を立て、巣鴨から釈放した人物です。
つまり、彼の背後には常にGHQやCIA(共に第二次世界大戦後に米国大統領のトルーマンが作った組織)がおり、政治生命をかけて、在日米軍の日本駐留を固定化する「日米安保改革」を強行した人物です。
「日本はサタンの国、韓国はメシアの国」などという自虐史観そのものの統一教会(世界勝共連合)を導入した意図は「反共」であった、などというよりもはむしろ、中身からして「自虐史観」の固定化=「日本は米国によって永久に支配されるべき国である」という洗脳に与するためであったと考える方が自然とすら思えます。
■第二次安倍内閣当時の状況:目の前に背水の陣の参議院選挙があった
■中国政府は統一教会を「信者の血と汗を騙し取る邪教」と警告。
中国では2017年に国務院(内閣府に相当)の「カルト問題防止処理室」が「中国反邪教網(中国反カルトネット)」を創設して、中国国内外のカルト教団について危険性を指摘し、啓発を行っているのだそうです。
「中国反邪教網」を見ると、統一教会は2017年時点ですでに危険視されており、以下の様な5つの危険性を指摘。
1 性的な乱交
文鮮明は「血分け」の儀式として女性信徒とセックスをすることで、「血液が浄化される」としている。男性信徒は、「浄化された女性(=文鮮明と性交経験のある女性)」とセックスをすることで、純潔を得られるという。「合同結婚式」についても、表現がより辛辣だった。
2 めちゃくちゃな結婚
1960年から信徒のために「祝福」と称して教会が指定した相手と強引に結婚させている。彼らの協議によると、結婚の唯一の目的は原罪のない子供を産み育て、「神の世界」を拡大させることにあるという。教会内で仲間として認められるためには、大変な労力が必要となるらしい。
3 信徒に求める「献身」
「統一原理」を聞き、「修練界」に参加し、7日間の断食を行うことで、「食口(シック、仲間)」と認められる。40日間の「開拓伝道」を行い、無一文の状態となって人々に「統一原理」を説き、3人の信者を新たに入会させることで、「献身者」と認められる。山上容疑者の一家が苦しめられた「献金」についても触れていた。4 信者の血と汗を騙し取る
信者は直近3年間の収入をすべて寄付し、その後も収入の10分の1を教会に納めなくてはならない。過去の「罪」を償うためだという。文鮮明は大量の財産をビジネスに投資しており、一家はボロ儲けをしている。アメリカ・日本・韓国で合計26億ドルを所有しているという。脱会は容易ではないという。
5 信者への洗脳
統一教会はキリスト教を歪曲・改造するだけでなく、東洋の神秘主義信仰も織り交ぜている。文鮮明は幼少期から超視能力があると自称しており、神や霊魂と交流ができるという。信者が教会からの離脱を試みると、「サタンに呪われる」などと言われ、脱会を阻止される。洗脳された人への対処法も指南また、「中国反邪教網」では、カルト宗教に洗脳された人と接する際の注意点として、以下の点を挙げている。
- 平等・公平な態度で接する。
- 洗脳されるに至った原因を十分に理解する。
- 順を追って、一歩ずつ進める。焦ってはいけない。
- 感情の変化に注意し、機を捉えて問題点を説明する。
- 洗脳を解いたあとは、きちんとした教育により、心理的空白の穴埋めをする
引用元:
統一教会を「信者の血と汗を騙し取る邪教」と正確に捉えている中国共産党の方が、自分らの選挙のことしか考えていない自民党の国会議員よりもよほど感覚が正常と思えるのは笑えない話だと思います。
旧統一教会と関係ある「安倍派議員35人」のリスト(「週刊ゲンダイ」記事より引用)
補足:
山本ともひろ議員などはかなり統一教会と癒着しておられるようです。
参考記事:
韓国に母方のルーツをもっておられるこの方ですら、このようなご指摘も。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40807262
…私は未接種者です。ワクチンを打たせた医者なんかにかかりたくないなあ、近所に話のわかるお医者さまがいたらなあ、とずっと思っています。う、PCの見過ぎで目がチカチカする…!
Neilさんは未接種とのことで、良かったです。ご紹介して下さった動画を拝見します。
PCの見過ぎで目がちかちかするとのことですが、(ご存知とは思いますが)液晶画面から出ているブルーライトには網膜毒性があるので、ブルーライトをカットするフィルターをPCに貼るか、カットする眼鏡をかけるなど対策なさった方がいいかもしれません。
市販のものでも、VitB12入りの点眼薬やドライアイ対策の点眼薬など、点さないよりは点した方が楽にはなりますよ。
岸信介は、GHQの占領政策を円滑にし日本を米国の支配下にするために活動を行っていたと考えるのが素直で、日米安保継続に対する国民の大反対を押し切ったのはその一つです。
たんてきに米国の工作員という位置づけになるでしょうね。
米国GHQは、日本人の精神や思想や破壊して米国の言いなりにする目的で保守合同を企て、岸信介を利用したことになりますが、日本を戦争に巻き込んだ時点で既にその方向になるように、DSによって仕組まれていたとも考えられます。
ソ連のコミンテルンの日本支部である日本共産党に対抗するという意味も持たせながら、傀儡政権的な意味で、日本の保守政党である自民党に議席の過半を保持させるため、勝共連合を選挙の手足として必要としたことになります。
野党も自民党と五十歩百歩であって宗教団体と何らかの結びつきを持っています。
日本は、米ソにとって戦略的価値が高い位置にありますので、米ソ対立が大きな歴史のうねりとして日本を飲み込んだと言うことになりはしないでしょうか。
今後は、米ソ・中ソ対立から米中対立の構図に翻弄されることになりそうです。
米国のMKウルトラ作戦なども、「第二次世界大戦後、政府に拷問と尋問の技術に関する情報を提供するために、10,000 人以上の日本人とあらゆる種類のドイツ人の科学者が米国に密輸されたペーパークリップ作戦から生まれ」あまり知られていない事実だそうですが、「731部隊にいた731部隊の隊長である石井四郎を採用していた」のだそうです。
これが米国のプラグマティズムの様です。吉田茂元首相も岸信介元首相も、二人ともGHQの「実用」に都合の良い方々だった、ということに尽きそうです。
そして、その二人の孫が、少し前の日本の総理大臣と財務大臣、という図式なわけです。また、日本の強い部分を「構造改革」といって破壊し、郵便貯金を溶かした小泉元総理のご子息がプラ次郎です。「条件付き」でコロンビア大学に入学させてもらい、その後彼は、ロンドンのタビストック研究所にも留学しているそうです。
”タビストック研究所”といえば、麻薬を世界に広めるなどのために「ビートルズ」を世界に売り出したマインドコントロールで有名な研究所です。
日本は、米ソ(ロ)にとって戦略的価値が高い位置にある、のは事実だと思います。素材の技術や、精密なロボット技術など、日本がもっている技術はこの先の未来の世界でも欠かせないものでしょうから。ですが、日本がこの先、無事にこの国難を乗り切れるのかどうか。岸田さんでは頼りないし、自民党にはまともな議員があまりいませんね。
ハニトラに合わなければ石破さんなどは頭脳も愛国心も、まともな方だったのだと、今ならわかりますが。残念なことになってしまって。