世の穢れにさらされて、長いあいだ生きてきた大人は、清廉な志を気恥ずかしく思うものなのだよ。
だがほんとうに大切なのは、どれほど世の穢れにさらされても、清廉な志を捨てずに生きることなのだ。
【獣の奏者】
とても理想的なあり方。
でも、穢れた中で何年も何年も生き抜いて来たからこその清廉さは、失われ。
そこに、ちょっと計算高く考えてしまうナニか。
ちょっと損得を考えてしまうナニか。少なからず、ちょっとはズルい考えを持つことも少なくないのではないかな。
そして 自らに対しても、もしや そうならないだろうか?と戒めてみる。
なぜならば、そこに本当の意味での清廉さを持ち合わせることはできないから。