ピックアップ 第一

言葉集め 第一弾

つい数ヶ月前まで、アパートの、、

2024-06-23 16:28:00 | 拾う
つい数ヶ月前まで、アパートの狭い部屋にじっと引きこもっていた。
さなぎの中で、もはや目覚めることなく、命尽きていく幼虫のようだった。
けれど、決して好きこのんでそうしていたわけではない。
さなぎの中の幼虫は、目覚めるタイミングを辛抱強く待っている。

長い冬を過ごし、春が来れば、殻を破って透き通った羽根をひろげる、、

【生きるぼくら】



引きこもりも 意味があって引きこもる。
無意味なんぞ無い。

意味のある時間を過ごしている最中に、外から自分たちの心配する声を浴びせられることへの「一種の苦痛」というのもある。

色んな意味で、耐えていることだって当人にはある。