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夢の羅列<ねんねこ> 20170820
夢の中で私は、
人の家を訪問し、その居間の窓際の棚の上に猫を見つけた。
猫は黒のいわゆるハチワレで、何か言いたいことがあるのか、私に向かって鳴いた。
私が抱き上げると、「ブーブー」と喉を鳴らし、私を嫌ではないらしかった。
それで私は猫を背負い、上からねんねこ(綿入れの半纏)を着て、しばらく猫をあやした。
それからその姿のまま外に出て、家の前の路地で家の娘たちが遊んでいたらしき
ママゴトのシートの上に正座をして、家主の電話が終わるのを待った。
娘たちの姿は、どこかへ遊びに行ったのだろう、なかった。
私は手持ち無沙汰で、正座をしたまま右を見ると家の玄関があり、
扉は横にガラガラの格子柄の引き戸で、道よりも3段ほど高くなっていた。
表札が戸に付いていて、読むと「金森」と書いてあった。
しかし少し離れたところで電話をしている家主はどう見ても白人男性であった。
まあ人には、いろいろあるものさ。
そして私も背には猫。上からねんねこ。しかも道の上のシートに正座。
まるでママゴトのお母さん役であるかのようだ。
まあオレにも、いろいろあるさ。
おわり。