今日、11月11日の誕生花の一つにマユミがある。
マユミは日本で見られる紅葉の中でも鮮やかな朱色が美しい。
マユミの仲間には世界三大紅葉樹の一つに取り上げられるニシキギがある。
(世界三大紅葉樹の残り二つはスズランノキとニッサ(ニッサボク))
そんなマユミにちなんで今回は個人的にお勧めする七つの紅葉樹を写真入りで紹介。
[モミジ(カエデ)]
紅葉と言えば何といってもモミジを思い浮かべる。
代表的な赤色も良いが個人的には橙や黄色、そして緑が残っている方が美しく感じる。
特に緑色は新緑の時の緑に近い彩り。
真夏の暑さに耐え少しくすんだ緑色が紅葉に向かうにつれ芽吹いたばかりの若葉のような美しさを取り戻す。
[イチョウ]
黄色に紅葉する樹木の中で最も色合いが美しく感じるのがイチョウ。
落ち葉も葉っぱの形が独特で見てすぐにイチョウと気づくことができるのがいい。
全てが落葉しても木の幹と何なら落ち葉だけ写してもイチョウを演出できる。
[シラカバ(シラカンバ)・ダケカンバ]
白い樹皮と黄色の色付きのコントラストはシラカバやダケカンバにしか見られない自然美。
特に崖のようなところに生えている野趣あふれる姿のダケカンバには見ていて圧倒される。
[カラマツ]
落葉するものが少ない針葉樹にあって紅葉・落葉するカラマツ。
夕日を浴びて浮き上がるその姿は黄金の輝き。
[ニシキギ]
日本を代表する世界三大紅葉樹のひとつ。
枝についた羽根(ヒレ)まで紅葉する姿が美しい。
秋が深まり実も葉っぱと並んで種に染まる姿が目に焼き付く。
晴れた日の陽差しを浴びた秋のドウダンは鮮烈な赤。
個人的にはモミジの赤よりもドウダンの赤の方が美しく感じる。
生け垣や街路樹並木と並んで植えられていることもあり身近かで見られる輝き。
[ナナカマド]
私が最も好きな紅葉樹のナナカマド。
朱色・橙・赤そして品種や日当たりによっては桃色に紅葉する。
葉っぱの形や模様が紅葉の彩りを引き立ててくれると感じる。
これからの季節、関東北部から徐々に紅葉前線が南下して来る。
12月の晩秋・初冬に向けて関東南部でも紅葉が鮮やかになる嬉しい季節になる。
紅葉は暑い夏に日差しをたっぷり浴びることで彩りが増す。
そのため例えモミジであっても日当たりが悪いところで育つものは紅葉するより前に黒茶色の枯れ葉となって散る。
なので近所に紅葉する樹が有ったら夏の暑い日に木陰を作ってくれた樹を思い出して日々眺めてみる。
そして日々刻々と色が移り変わるのを見て癒しにする。
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