ガマの名前は朝鮮の言葉で「材料」を意味する「カマ」が語源。
葉っぱは敷物、茎からはスダレや籠、花粉は薬用として利用できることが由来していると思われる。
ガマの和名は「蒲」で漢字のつくりは田んぼに草が生えている様子を表しサンズイは水生植物であることを意味する。
全世界に15種ほどあり日本ではガマ・コガマ・ヒメガマの三種類が見られる。
ガマの花粉は「穂黄(ほおう)」と呼ばれ切り傷・軽い火傷・切り傷に利用される。
花の色は茶色。
開花時期は6月から8月。
草丈は100cmから200cm
花言葉は、
「無分別」
「慌て者」
「慈愛」
「救護」
「従順」
「予言」
いずれも「古事記」に登場する「因幡の白兎」の物語に由来する。
無分別で慌て者な兎がワニ(鮫)をだまして島に渡りそれがばれて皮をはがれる。
それを憐れんだ大国主命(おおくにぬしのみこと)がガマを使って手当(救護)をしてあげた。
そのとき兎は素直に従った。
そして兎は後に大国主命が出雲を収めることを予言した。
追伸
ガマの和名「蒲」は蒲鉾やウナギの蒲焼の語源でもある。
昔の蒲鉾や蒲焼は串に刺したような形で調理された。
その姿がガマを連想させたからだと言われている。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに 11月10日の他の誕生花にはブッドレア・フヨウ・ユーチャリス・グラジオラス・レッドボロニア・カトレヤ・セントポーリア・ダイアンサス・ハイビスカス・ハイビスカス(赤)・ブバルディア・ブバルディア(桃)・ブリオニア・ボロニア・モミジ・モミジアオイがある。
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