[流星群撮影写真の編集途中ですが、1枚だけ流星が写った写真を投稿]
感じるところがあって8月13日に向かった標高1600mに近い山道。
向かう途中、特に近づくにつれ土砂降り。
到着してからは雨が止んだが霧の中。
方位磁石を頼りに北と北東が開けた場所を求めて1時間ほどポイント探し。
ポイントが見つかったときには はたして、
空は薄く雲が残るも満天の星空。
[機材:PENTAX K-1+PENTAX DA12-24mm F4 ED AL[IF]]
夜明けまで3時間ほどしかなかったので準備を早々に済ませて撮影開始。
上の写真でカシオペア座を青い丸、ペルセウス座を緑色の丸で囲んでみると↓↓↓
[機材:PENTAX K-1+PENTAX DA12-24mm F4 ED AL[IF]]
広い写野をPENTAX K-1とPENTAX DA12-24mm F4 ED AL[IF]で狙い。
狭い写野(ペルセウス座周辺)をcanon EOS-1DXとEF50mm F1.8 STMで狙う。
星空を撮影していて分かるのは真夜中でも航空機が多い事。
さらに意外にも人工衛星も多い事。
流星なら写真には多くの場合、緑色に写る。
永く光跡をひくものなら黄色味がある白や橙色がかった赤も見られ色にグラデーションがある。
その点、航空機などの人工物は赤・橙色で単色なので見分けをつけやすい。
しかも人工物はインターバル(連続)撮影しても数カットに渡って写る。
一方、流星は多くの場合は1カットかせいぜい2カットに写るくらい※1
※1:撮影条件・露光時間2~10秒、撮影間隔1秒おき
ここで多くの流星が緑色なのは大気中の酸素がプラズマになりその時の色が緑色のため※2
永く光跡をひく流星が赤や白っぽく見えるのは流星の元になるチリが大気との摩擦で加熱され約600から1000℃に達するため赤っぽく発光。
さらに温度が上がっておよそ1500℃を超えると白っぽく発光するため。
さらに時間が経過するとチリ周辺の酸素がプラズマになり緑色に発光する※2
目視で見られた流星は1時間当たり15個前後。
極大期なら1時間当り50個前後と言われているが、まぁ極大期の前日は曇り空だったので良しとしなければならない(と思う)
とりあえず、今年2018年の釣果は大小十数枚の流星を撮ることが出来た。
[canon EOS-1DX+canon EF50mmF1.8STM]
余談
※2:オーロラの多くが緑色をしているのも同じ理由で酸素がプラズマになるため。
ごく希に赤や青のオーロラが見られるのは緯度条件や太陽から降り注ぐ荷電粒子のエネルギーの違いによる。
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