みーばぁ整体室より: 体の謎とバトルの日々

みーばぁ整体室の現場では、病気や痛みや体の謎を解きつつ施術が進みます。謎が解けると施術も上手くいく。それが楽しいの。

コメントへの返信==痛い方の足は「どっち?」

2011-01-10 | ボディー・クイズ 質問

「ブログをお休みします」という記事を書いたばかりですが(12/29 )・・・、

 
1月6日に、ぽん さんからコメント (質問) が届きました。

ユニークなコメントなので、以下、ブログで返信いたします。

 

~~~~~~~~~ぼん さんからのコメント~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

痛い方の足 について (ぽん) 2011-01-06 18:57:10
はじめまして。
体の不思議にはまっている ぽん といいます。

ミセスぽぽさんの「体重負担が大きいでしょ?」のコメントについて、質問させてください。
なぜ、「体重負担の大きいほうが、痛む足 になる」のか、説明をいただけるとありがたいのですが・・・。

痛いと、体重をかけられないのでは?と思いまして。


http://blog.goo.ne.jp/eyeland2009/e/e808d55f4e50f37c4332aa255ecf392f

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~ヒマワリ;返信~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ぼんさんのご質問の意味は、

「写真を見ると、左足首に体重をかけている

もし足首が痛いのなら、痛い方の足首(=左足首)に体重を かけることはしないだろう。

体重がかかっている方の足首(=体重負担が大きいほうの足首)は、痛くないの方の足ではないか?」

~~と考えていいでしょうか? (もし、間違っていたら、その旨お伝えください)

 

確かに、足首が痛かったら、

痛い足首に体重をかけるなんて、ふつうの場合、しませんよね。

 

さて、、、この場合、考えるべきことは

<関節の変形と痛み>の関係の問題が潜んでいることです。

Yさんは、長年、上の写真のような横座りを続けていたので、

足首に軽い変形(=足首の角度が曲がっている)が生じていることです。

足首の角度が曲がって(関節のアソビが小さくなる)しまうと、

足首をまっすぐに立てて、その上に体重をかけにくくなります。

まっすぐ立ったり、右足に体重をかけた時に痛みが出るのです。

逆に、足首を曲げた横座りの姿勢では、かえって痛みは出ないのです。

 

例えば~~、

背骨が変形して、背中が丸くなっている人は、

背中をまっすぐに伸ばすことが難しくなります。

無理に背中を伸ばそうとすると、痛みが出ます。

むしろ、背中を丸くしていた方が、痛みが出ない。

~~という例で、<関節の変形と痛み>の関係を、ご想像いただけるでしょうか?

 

もしかしたら、

ぼんさんのご質問の意味と、この説明はかけ離れているかもしれません。

そのときは、どうぞ、再コメントして下さい。

また、そのほかに疑問があれば、一緒に考えましょう。

 

ぼんさんは、「体の不思議」にはまっているそうですが、
実は私、ヒマワリセンセイも、「体の不思議」にはまっている一人なんですよ。


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1 コメント

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ありがとうございます (ぽん)
2011-01-11 23:04:28
ひまわりセンセイ、ミセスぽぽさん、丁寧なお返事をありがとうございました!

自分の質問「痛いと、体重がかけられないのでは?」という点を、再考してみました。「痛いなら」という前提が間違っていたかもしれないこと、そして、体重をかけて座り、その姿勢を体が受け入れているのなら、その時点で”痛みはない”のではないかと。なので、先生の説明がすっと腑に落ちました。ありがとうございます

ただ、今は関節が変形してしまって、日常的な安定した座り方になっていると思うのですが、その状態に落ち着くまでに、痛みと重さの共存期間があったのではないかと思い、ミセスぽぽさんの「痛みをごまかす」がちょっと気になりました(なんか、重箱の隅に穴が開きそうなくらい、突っつきすぎ?・・・・)

からだの意識上の防御機構として、痛みに対抗する別の感覚(今の場合は重さ)を作り出そうとするのかなぁと思いました。例えば、注射を打たれる前に体を硬くするとか、殴られる前に歯を食いしばれ(笑)とか・・・とりとめがないですね。

痛みについての雑感ですが、痛む箇所に意識(どんな痛みかと探るような感覚)を向けると、痛みが消えることがあり、瞬間瞬間に、感覚の一意性なるものかあるのではないかとも思ったりします。

まとまっていなくてすみません。
える機会を頂き、ありがとうございました。


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