10 年前の患者さん、K.A.さんから、昨日電話がありました。「センセイ、K.A.です。ご無沙汰していて済みません・・。あのぅ、私・・以前、脳脊髄液減少症でお世話になったK.A.ですが・・・」「〜〜あぁ、思い出しましたよ。九州の方ですよね〜」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜K.A.さんは 平成20年にMizの整体室を訪ねてこられた方でした。彼女は「脳脊髄液減少症」という珍しい病気で悩んで . . . 本文を読む
今、ギリシャの経済破綻が、
ヨーロッパ(→世界)を巻き込む台風の目になっています。
タイの大洪水が、タイに留まらず、世界企業に影響を及ぼそうとしています。
福島の原発事故も、その影響が日本全土におよんでいます。
このグローバル現象を目や耳にするたびに、私は、
「ああ、人の体も、同じだなぁ」と想うのです。
部分的な故障が、連鎖しつつ体全体に広がっていく現象に似て . . . 本文を読む
病態は脳脊髄液減少症と似ているのに、検査をしてみると
そのうちの 84%の人には、髄液漏れがみられない、という事象。
----検査に見落としがあるのか、別の原因による病態なのか・・?
私は、次のように考えてみました。
脳脊髄液減少症は、髄膜に孔が空き、髄液が漏れているために、
脳脊髄液が全体的に減少しているために発生する病態です。
全体的な髄液の減少ではなくて、
部分的な髄液の減 . . . 本文を読む
10/16日のブログで述べましたが、今月、
脳脊髄液減少症の患者さんに、あらたに診断基準が設けられることになりました。
新基準に適応すれば、健康保険が適応されるようになったのです。
~~~医学界がこの病態を認めはじめた証とみていいでしょう。
しかし、問題が出ています。
適応者とみられる100人の患者さんを新基準で検査したところ、
実際に髄液の漏れが確認できたの16名しか . . . 本文を読む
脳脊髄液減少症と闘う患者さんが書いた本、
「同じ空の下」が文芸社より出版されました。
轟愛、轟知恵さん母娘が綴った記録です。
~~~関心のある方は、どうぞお買い求め下さい。
K.A.さんは、「同じ空の下」の本に、
一患者さんの手記として、体験談を載せています。
その原文を、先日のメールでお送りいただきましたので、
掲載させていただきます。(少々長いですが、お読 . . . 本文を読む
「もしもし、九州のK.A.です。ご無沙汰しております」
・・・予期せぬ人からのお電話に、わが耳を疑いましたが・・、
でもすぐ、その人の面影が浮かびました。
K.A.さんは、去る3月の東北大震災の惨状を知って、
関東に住む私を案じて、お電話を下さったのでした。
「すぐに、お電話を差し上げなくて、すみませんでした」
そして透明感のある優しい声で、
「被害はありませんでしたか。心配して . . . 本文を読む
九州に帰ったK.A.さんに、
その後の様子をお伺いするメールを送りました。
数日して、誠実で優しさがにじんでいるメールが届きました。
お世話になったことへのお礼の言葉と、
そして、その後も、症状は余り変化が見られず、
苦痛の日々が続いていることが書かれてありました。
「ええっ!! 症状に変化が無かったって?!
それって、ほんとにホント・・・?!」
私は、K.A.さんへの . . . 本文を読む
K.Aさんは、脳脊髄液減少症の治療のため上京し、
その足で、お母様に付き添われて、私の整体室にいらっしゃいました。
「今日は体調がいいので、こちらへ伺うことが出来ました」
と、優しい声音で、ごあいさつ。
・・2児の母とは思えない、ほっそりとしたお嬢さんのような体つき。
K.Aさんが抱える難しい症状。(脳脊髄液減少症という病名)
この症状は、左側の頭に強い打撲を受けた後、発生しました . . . 本文を読む
今から3年前(平成20年)のこと、
九州に住むK.A.さんから、一通のメールが届きました。
------K.A.さんは、私が当時書いていた古いブログを読んだらしく、
藁をもすがる思いで、相談のメールを書いてきたのでした。
メールの概要は、次のようなものでした。
私は、3年前に、子供の授業参観の折、不意の事故に見舞われました。
生徒が振り回していた縦笛が、私の左眼窩上を直撃したの . . . 本文を読む
他の誰にも理解してもらえない苦痛、
自分にしか分からない、身体的な苦痛、
そのような病態をかかえている人が、沢山います。
脳脊髄液減少症も、その一つの病態でしょう。
------激しい頭痛、吐き気、めまい、四肢のシビレ
------全身性の倦怠感、思考力低下、視力減退
他人は助言してくれます。
「悩んでいてもどうにもならない。前向きに明るく生きよう!」
「がんばれ」・・「甘える . . . 本文を読む