Bo-Bo-Rock

このページは、時間が前後しますが f-o-q の 備忘録 です。
昨日のことより、云十年前の方が鮮明だったりします。

富士山のマグマと溶岩を食す

2023-04-15 18:45:00 | ドライブレコーダー
御殿場をあとにのんびり帰宅することとする。
再度、標高1500mの水ケ塚公園に向かい 森の駅 富士山 で昼食とする。


まようことなく 富士山 すその マグマカレーと溶岩唐揚げを選択。
レストランでは、富士山頂付近を見上げながらの食事とあいなった。

景観手前の雑木林を ザーっと さっぱりしたいとことろではあるが、やっていいのか?
国立公園区域を調べてみると・・・おーっ特別でも普通でもなく完全に指定区域外だ。
やっちゃえ日○!ののりでよいのかわからないが、そういう気持ちがもたげてしまう。

雪の季節の富士山と飛来してきた真っ黒な噴石を食する。
空腹にしみいる辛みと旨み。幸せ。
と、突如地鳴りとともに富士山頂から、恐れていたマグマの流出が始まった。

しゃびしゃび(名古屋弁とか遠州弁?)でもなく、ドロドロでもない、
マグマの粘り気が適度に小さいために、溶岩流が遠くまで達して裾を引いている。
粘り気が大きいと不格好な凹凸ができやすいのだが、見事な溶岩流である。

富士山が美しい理由については、と・・・
ブラタモリに案内人として数多く出演している静岡大学防災総合センターの小山教授によれば
ざっくり
第1:山頂火口から大量の溶岩を流したこと。
第2:マグマの粘り気が適度に小さいために、溶岩流が遠くまで達して裾を引いたこと。
第3:山頂火口の位置が安定していたこと。
第4:地球上の特異点とも言える、伊豆半島と本州の衝突現場の真上にできた火山であること。
第5:富士山の土台の標高が元々高かったこと。
第6:頻繁に噴火してきたこと。
第7:私たち人類が絶妙のタイミングで文明を築いたこと。
だそうです。

詳細は コチラ からご確認くださいませ。

富士山は過去何度も噴火や地震で大崩壊を起こし、そのたびに大きくえぐり取られた崩壊跡ができた。
しかし、その後も続いた噴火で徐々に美しい形が再生され、その修復作業がちょうど終わった時代を、いま私たちが生きているのである。

というなんとも奇跡に近いタイミングなのだそうです。

富士山・伊豆・箱根に興味のおありの方はこちらもどぞ
小山真人研究室

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