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2014年5月16日。
利行碑を左目に見て東京国立博物館へ。「栄西と建仁寺」展を見る。
海北友松に心を動かされ、等伯や若冲にウキウキしたけれど、驚愕は中国伝来の「涅槃図」。
真ん中で釈迦が死にゆく中、動物さえ泣いているのに、なんだか妙に画面が明るい。つがいの鳳凰や鶴、絡み合うヘビなど吉祥に溢れ、にぎにぎしいお祭り気分。ぼくが釈迦なら、おいおい、と。おいおい、おれが死んでるってえのに、お前らなに祝っちゃってるのよ、と。
それはそうと、長谷川利行ゆかりの山谷にここんとこ足しげく通っています。いつかそのあたりのことを書きたい、と。
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