皆様
すっかりJ-Asiaの熱も冷めた今日このごろ、記憶が遠くなりつつなる中、もういっかなと思いつつも、やっとのこと筆を取ることにしたタクヤです。
今回が、私の最終執筆となります。全国のFCブログファンの皆様、これまで温かいご声援ありがとうございました。次回作を楽しみにしていただけると、これまで夜な夜な朝日が登るまで、頑張ってきたかいがあったかと思います。引き続き、FCN編集部へ変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い致します。(編集部員、絶賛募集中です。)
それでは、また。
って、本編に入る前に、あやうく筆を置くところでした。失礼しました。
さっそくですが、本題に戻りたいと思います。
今年のJ-Asiaは、11月25日に開催されました。
開催地は、今、話題沸騰中の国『ミャンマー』、場所は『ヤンゴン』、お寺にはこのような神々しい僧侶のいる仏教の国です。
(※因みに、ヤンゴンはミャンマー1の都市ですが、首都は、ネピドーです。試験にでます。覚えておいて下さい。)
我らが、FC Nippon は、前大会、前々大会を2連覇したディフェンディング・チャンピオンです。
今年は、前人未到の大会3連覇を目指して、かなりのテンションで大会に臨みます!!!
のはずが、あれ? 集まり悪くないっすか? ノリわるくないっすか?
結局、FC Nippon以外から助っ人をお願いしてやりくりする台所事情に。
そんな参加選手は、
1.カバさん 2.ヤスさん、3.仲さん、4.高橋さん、5.ハセさん、6.もっちー、7.中田、8.モジャ、9. タクヤ、10. 小豆さん、11.リョウ(日本から参戦)、12.スジオ(バンコクより参戦。バンコクチームでの出場に後ろ髪ひかれまくり)、13.オグ(ジャーマンより)、14.中植さん(レンジャーズより)
今年の参加チーム
アユタヤ、バンコク、ドバイ、デリー、広東、ハノイ、香港、華北、ジャカルタ、台北、マンダレー、サイゴン、ジョホール、ソウル、上海、ヤンゴン、シンガポール
の17チーム
会場がフィールド2面しか取れないため、本大会では、予選リーグなく、いきなりノックアウトのトーナメントの変則方式となりました。
来年の開催国となることだけは避けたいGM。優勝カップを返還することが仕事と意気込みを語ります。
そして当日の朝、この王者の風格。やけに少人数ですね。
さあ、こちらが、ミャンマー1のサッカーグランド。サッカー協会に隣接しています。
なんとカフェも、ピッチ脇にあります。
そして開会式。
ここで、まず優勝カップの返還式が行われます。
返還式が行われます?
返還式が行われません?
優勝カップがありません!
なんと、GM。自ら唯一の仕事と言い放った職務を、なんと不履行。
優勝カップを、ホテルに置き忘れるという失態。
というわけで、返還式は行われず、開会式を終えます。
トーナメント初戦の相手は、『ドバイ』
前大会では、予選で当たって引き分けた相手です。あんまり記憶に無いですが、そんなに悪くない印象のチーム。ドバイって室内でサッカーしてるのかな?
負けたら、そこで優勝への道が途絶えるトーナメント。
負けたら、開催国の可能性がグッと高まるトーナメント。
絶対負けたくない戦いが、そこにはあります。
LW中田CFヤスRWモジャ
LMオグCMスジオRMモッチー
LBナカウエCBリョウCBカバRBハセ
GKタクヤ
試合開始
ゲーム序盤、ペナ内右でチャンスでヤスさんの左足シュート!
リョウの「よっしゃー」の声。幸先よく先制!?
確かに後ろからは、角度的にゴールしたかのよう見えたが、ボールは枠の外。残念。
そして、ペナルティーエリア外、右から中央にいたオグへボールがまいりこんできたところ、狙い狙った、The置きに行きますシュートは、たしかにコースを捉えた。
が、コロコロコロ。(「まさか、あんなに転がるとは」と本人談)勢いなくGKに楽々止められる。
センターラインを敵陣に超えたあたり右から、中田のFK。これがペナ内にあがっていた、リョウの頭へドンピシャリ。しかしヘッドは枠をとらえることができず。
そして、今後は、中田の右CKから、またリョウのヘディング。しかしこれも、ゴール左。
決められないでいるうちに、ドバイが主導権を握り始める。ショートカウンターから、中央突破されかけるところ、ファールで潰す。(高貴な僧侶のはずが、悪質ファール)
刻々と試合時間がなくなりゆくなか、攻勢を強め始めたドバイ、ペナ外左から中央のほうへ流れていき、ミドルシュート。
これはコースがあまく助かった! と思いきや、ボールをファンブル。転がった先には、なんとドバイFWがいた。。。。 先に触られ、まさかの失点。残り試合時間4分、窮地に陥る。
試合時間わずか、パワープレーでリョウをあげる(パワープレーでリョウって、そんなデカないじゃんって噂も)、それでも、それが功を奏し(さすがヘディング委員会)、リョウが頭で落としたところ、待ってましたストライカーヤスさん、あとはボールをゴールにいれるだけ。
しかし、踏ん張りきれず、シュートは無情にも枠外へ。
終戦。 0 – 1
よく言いますよね。
Jasiaには、魔物がいるって。
3連覇をかけた戦いがさっそく終わる。(大変申し訳ございません)
夏草や兵どもが夢の跡
開催国をかけた下位トーナメントへ回ります。
絶対負けられない戦いがそこにはあります。(GM、頑張ってください)
次の試合までのあいだ、3時間の休憩タイム。長すぎ。ヤンゴン、暑い。
スジオ曰く、ミャンマーコーヒーは「苦味のあとに酸っぱさがくる」らしい。さすが、ラーメン王の一言はちがいますね。
下位トーナメント1戦目の相手は『アユタヤ』
これで負けると、開催国へまっしぐら。
LWモジャCF中田RWヤス
LMオグCMスジオRMモッチー
LBナカウエCBリョウCBカバRBハセ
GKタクヤ
試合開始5分 ペナ内右で、フリーのヤスさん、あとはボールをゴールにいれるだけ。
いつ打つ?いつ打つ?いつ打つ?一瞬の出来事にかかわらず、息が止まるくらいためにためて、シュート!
は、GKにセーブされる。あぁ~、だめか、
と思ったところ、GKが弾いたところに、つめていたのは、ドタさん偉い、モッチー。
戻ってきていたDFを背に受け、先にボールを収めて、そのまま、グルッと腰を廻してシュート。
ボールは無人のゴールの中へ。
待望の先制点!! モッチー偉い。ようこそミャンマー。
その後、相手のアーリークロスから、ナイスヘッドをあわされるも、ここはファインセーブ(キャッチ)
得点は生まれずに、このまま試合終了。1-0
よかった。これで開催国は、なんとか回避。お疲れ様でした。
下位トーナメント2戦目 VS 台北
とりあえず、開催国を回避した為、モチベーションの難しい試合。
LF中田RF小豆
LH高橋OMオグDMスジオRHモジャ
LBナカウエCBリョウCBカバRBハセ
GKタクヤ
開始早々、右サイド、モジャが、2人をぶち抜いて(すばら)、からの、センタリング。
は精度が低く、ゴールラインを超える。
さっそく可能性を感じさせるも、逆に、相手のショートカウンターからセンター突破され1対1からの失点。
何度も相手もバチバチやりあうリョウ。決まり啖呵「おいっ!」がでる。
しかし、この暑さで疲労困憊のリョウ。とうとうポリス(仲さん)と交代。
早く同点に追いつきたいが、逆に、またバイタルエリア中央でボールをキープされて、狙いすましたコントロールシュートで被弾。万事休す。
オグが、ミドルを2本うつも、GK正面と、ふんわりシュートで、ゴールは、俄然遠く、試合終了。
まさか、台北にも敗戦。0-2
下位トーナメント3戦目 vs ソウル
もはや、モチベーションがあげる要素がない消化試合。
LF中田RFヤス
LHモッチーOMオグDMスジオRHモジャ
LBナカウエCBリョウCBカバRBハセ
GKタクヤ
流石に、ソウルとは力の差が歴然。中田は、もはや無双状態。ヤスさんのポストプレーから、ラインを突破し、あとはGKのみ。誰もがゴールを予期した中、ゴールをよく見て狙いすましたシュートは、
なんと右へ、そのままゴールラインを割る。
その後も、ほぼソウル陣内でゲームが展開。スジオのシュートはことごとく月へ向かうロケットの如く。
攻めても攻めても点の匂いがしないなか、これまでの試合で、シュート練習をいっぱいしたオグが、とうとう。とうとう。とうとう。中央からミドルシュートを突き刺す。GKもさわれずゴール。
その後、リョウが足をつるも、危険な場面はなく試合終了。
1-0
というわけで、大会の最終結果は、17チーム中、11位と散々な結果に終わりました。
優勝は、決勝で地元ヤンゴンをPK戦ではねのけた、『香港』
そして、気になる来年の開催国は、
『デリー』
ヤンゴンよりも、格段にハードルが高くなりましたが、みなさん、本場のカレーを食べにいきたくないですか?
怖いものみたくなりませんか?
他のチームは、Jasiaに向けて入念な準備をしてますので、来年は、準備しっかりして臨みましょう。
一年後の成功を想像すると
日々の地味な作業に取り組むことができる。
- 本田圭佑 -
最後になりますが、わざわざ現地までサポートしてくださった、
まりさん、えりちゃん、みなみちゃん、中田ファミリー の皆様、
そして、シンガポールにもいないかつ、参加も見送りになったにも関わらず、
取りまとめをしてくださった、ゆきちゃん
本当にありがとうございました。
来年は、やっぱりシンガポールにいる人がやるべきですよ。