新入部員の末廣がマッチレポートと所感を述べました。
今回の場所はPSA Club。
午前中の雨の影響からグラウンドコンディションは悪いが、気温は高くはなく比較的プレーしやすい環境。
フォーメーション
4-4-2
スタメン
GK タカキ
DF ハセ、カバ、サカイ、ナナイ
MF カン、ユウキ、スギ、ウッチー
FW カッキー、ヤスタロウ
サブ
キバ、ミナト、ダイク、オグ、スエ
(全員途中交代で出場)
総括)
結果は0-0。FC Nipponは数多くの決定機を作るも、決定力不足を露呈し、同点に終わる。
前半)
前半開始直後、左サイドバックナナイの積極的な攻め上がりから、シュートまで持ち込むが、シュートはキーパー防がれる。その後も、前半途中までは左サイドバックのナナイを起点として、攻撃を組み立てる。しかし、バイタルエリア付近までボールを運べるのだが、そこからは技術的なミスや崩しのアイデアがなく、自滅を繰り返す。攻めているわりには、相手への脅威を与えることができていなかった。
相手の攻撃には怖さがなく、守備陣は危険な場面を作られることなく、対応。
後半)
相手に疲れが見えた後半は前半よりも多くの決定的チャンスを作る。開始早々、ウッチーのシュートのこぼれ球をスエがシュートを打つも枠外。ユウキが高い位置でフリーで前を向けることが多く、そこからの効果的なスルーパスにより、多くのチャンスを創出。ユウキのスルーパスから、みなと、オグがキーパーとの1対1になるも、いずれも決めきれず。また、ナナイの個人技からもシュートも枠をとらえきれない。ウッチーのペナルティエリア内での決定的なシュートもディフェンスに防がれる。
守備はカウンターから数回チャンスを作られるも、最後のところで体を張って対応。
所感(課題)
守備に関しては、押し込まれる局面があまりなかったと思うので、攻撃面の課題のみ書きます。
攻撃)
1) ディフェンスからのビルドアップ(ピッチが悪かったのが原因かもしれないですが)
1)-a センターバック2枚がもう少し攻撃の組み立てに入っても良いのではないか。
相手も前からがつがつフォアチェックに来ていなかったので、比較的余裕をもって、ディフェンスラインはボールを持てていたと思うので、中盤に組み立てに参加しても良いのかなと思いました。具体的には、相手がチェックにこないのであれば、ドリブルで前に持ち出すことで、相手もチェックせざるをえなくなり、マークに来ると思います。そうすると、誰か一人フリーになるはずなので、そこに預けるという崩しができるのではないでしょうか。
上記を実行することにより、中盤の一枚がフリーになることで、高い位置で起点が作れる。
1)-b サイドバックがもっと高い位置をとっても良いかもしれない。
ビルドアップ時にディフェンスライン4人が平行になる必要はないと思うので、センターバック2枚がワイドに開いて、真ん中にボランチ一人が下りてきて、3人で三角形を作って、ビルドアップする。サイドバックは今のサイドハーフの位置くらいまで上がるという形はどうか。もしくは4人のディフェンスのうち、同サイドのサイドバックは高い位置をとって、逆サイドは絞り3バックのような形をとる。
上記を実行することによりグラウンドを広く使うことができ、相手のプレスを受けにくくなると同時に高い位置で攻撃の起点を作ることが可能となる。
2) 攻撃のバリュエーションの少なさ
2)-a 攻撃の形が中盤からの一発スルーパスに偏りすぎかと思いました。
(今日の相手はそれだけ抜け出せたので、良かったのですが)以前の試合でも、攻撃の形がこの形に偏っていた感じはします。サイドからの崩しの形を増やしたい。特にサイドをえぐって、マイナス折り返しみたいなパターンを増やせば、得点のチャンスが増えるのではないかと感じます。ではどうやってするのかというと、サイドバックもしくはサイドハーフがサイドの高い位置で起点を作る。サイドバックに対して、サイドバック、サイドハーフ、プラス、ボランチかフォワードで数的有利な状況を作るかなと思います。
2)-b 遅行も取り入れたい
上記したビルドアップにも関わってきますが、縦に速いサッカーも大事ですが、時に遅行も取り入れた方が、良いのではないかと思いました。特にどの試合も後半はカウンターの応酬のような展開になりがちなので、できるだけボール保持している時間を長くして、スタミナの温存しながら、相手を疲れさすことは必要なのかなと思います。
3) 決定力不足
これは練習あるのみだと思います。技術的な問題なので、すぐに改善するのは難しいかと。
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