世紀の名作「ゲッツ=ジルベルト "Getz/ Gilberto"(1964年)」で火がついたボサ・ノヴァ人気は「セルジオ・メンデス&Brasil '66 "Sergio Mendes & Brasil '66"(1966年)」で世界的なブームとなる。
Mas Que Nadaはアルバムの冒頭を飾る曲で、このセルジオ・メンデスのアレンジを元に幾多の歌手に歌い継がれて来た。CMにも何度も取り上げられており、1998年にTamba Trioの演奏がNikeのCMに使われた時は曲と映像のコンビネーションの良さにうなってしまった。2006年にはBlack Eyed Peasとのコラボレーションで若い世代にもアピールしたのも記憶に新しい。
オリジナルの映像を調べていたら当時のプロモーション映像のようなものがあったので紹介しておく。アルバムジャケットの衣装を纏い歌っているBrasil '66が鮮明な映像で楽しめる。