ジャズとボサノヴァの日々

Days of Jazz and Bossa Nova

How Insensitive performed by Emily Remler

2015-02-21 20:00:00 | Insensatez
エミリー・レムラーEmily Remlerはチャーリー・クリスチャンCharlie Christian、ウェス・モンゴメリーWes Montgomeryなどの影響を受けた女性ジャズギタリスト。1957年米国ニューヨーク市で生まれ 1990年に心不全により若くしてこの世を去った。


エミリーはジミ・ヘンドリックスJimi Hendrixやジョニー・ウインターJohnny Winterに触発されて10歳でギターを演奏し始めたが、1976年から1979年まで学んだマサチューセッツ州ボストンのバークリー音楽院でジャズに深く傾倒し練習に励んだという。

バークリー音楽院ではセリア・ヴァズCélia Vazに師事してボサノヴァを学んだと彼女の追悼ホームページに記載されている。セリア・ヴァズは現在も活躍する女性ギタリストで、バークリー音楽院で学友だったパット・メセニーPat Methenyとトニーニョ・オルタToninho Hortaを引き合わせたと言われている。エミリーのギター奏法を説明する時にウェス風と言う表現が良く使われるが、セリア・ヴァズからViolao(ボサノヴァで使われるギター)の手ほどきを受けてたとしたら、1980年代始めにアストラッド・ジルベルトAstrud Gilbertoのツアーギタリストとして活躍したのも頷ける。



Emily Remler追悼ホームページ

Célia Vaz公式ホームページ

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