ジャズとボサノヴァの日々

Days of Jazz and Bossa Nova

バーデン・パウエルの瑞々しいギター伴奏が生み出す至福の時間

2015-03-25 22:00:00 | Girl from Ipanema
The Girl from Ipanema & A Felicidade perfomred by Dionne Warwick & Sacha Distel with Baden Powell


アメリカで"Getz/Gilberto"が発売された1964年、世界はボサノヴァに熱狂していた。そして同年、ボサノヴァの名曲をテレビで放映するために三名の国際的アーティストが集められた。

1963年にデビューして翌年64年にバート・バカラック/ Burt Bacharachの "Walk On By" で脚光を浴びたアメリカ人のディオンヌ・ワーウィック/ Dionne Warwick。1962年に作曲した "La Belle Vie/ 麗しき人生" で世界的な知名度を得たフランス人のサシャ・デスティル/ Sacha Distel。この二人がデュオで歌う "The Girl from Ipanema" と "A Felicidade" をギターで伴奏するのが、既にボサノヴァ・ギターの名手として高い評価を得ていたブラジル人のバーデン・パウエル/ Baden Powell。

もともとジャズ・ギタリストだったサシャもバーデンのギターが生み出すグルーヴに乗っかっていて、曲がA Felicidadeに変わる時のスキャットは絶品だ。



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