U12東尾張地区代表決定戦
集合と同時に
『今日は勝ちに行く!』
と伝えて望んだ試合でした。
結果が欲しくて勝つと決めたわけではない
勝ち上がることで、逃れられない責任を背負い戦う試合をして、精神的成長を中学生になるまでにしたかったから伝えた『勝ち』だけを考えた日
結果は敗北
ロスタイムの失点による0-1の負け
変わるべき選手達が変われなかった結果
以前のブログにも書きましたが
『自己中』という言葉がありますが
自己中と聞くと、わがまま自分勝手で、主張が強く曲げない強いイメージが当たり前かなと思います。
ただ、子どもたちには逆の意味で自己中だと話しています。
弱さを表に出し
臆病さを表に出し
辛くて怖いを気づいて欲しい、構って欲しい
そんなマイナス的な事だけを考えて、身体中から出してしまう事
これだって自己中なんだと伝えています。
試合という勝負の最中
練習という必死の時間
そんなタイミングで、チームや仲間の為に全力でぶつかる事より、弱くて臆病な心を自分勝手にさらけ出してしまう事
これも自分中心の自己中だと考えなさいと話します。
弱さを見せて
辛さを見せて
責任から逃れ
周りに頼り戦わない
マイナス的自己中。
こういうタイプの人ほどピッチの外では『いい人!優しい人』と言われることがある。
でも違う
プレッシャーの無い
責任感の無い場所や状況でしか周りを気遣えない弱さを秘めている。
そんなピッチ外では凄く良い子、優しい子、真面目な子、がほとんどの六年生達が変わらなければならないのは…
責任を背負い
自分を奮い立たせ
勇気を持って立ち向かう精神的強さ
これを手に入れなければ努力は結果にも成長にも変わらない。
誰かに前を歩かせて
誰かに責任を背負わせて
戦っているようで戦ってもらっている
そんな甘えを捨てること
これをなんとかして県大会という環境でトレーニングしたかった。
だから『勝ちに行く』と言い放った集合でしたが…
結果はやはり弱さからの成長には届かない終了となってしまいましたね。
でも変わりたい!強くなりたい!と選手達が誓えた戦いになった事は確かだと思います。
真面目で良い子
気が利いて気づける子
そんな素晴らしい人間性に
『人の前を歩き周りを導き弱きものを助ける強さ』
を身につけさせたい。
それができた時本当の素晴らしい人間性を備えた子どもたちになると信じています。
自分が強くなければ人は支えれないし守れません。
弱さや臆病を隠すためのいい人ではなく
誰かを助け支えるための強さを含む優しさを、次の3年間で身につけよう!と誓いました🌚🤝🏻🌝
簡単に人は変わらないけど
必ず君たちは強くなるから
目を背けず前に踏み出し続けて下さい。
悔しく敗戦でしたが
それこそがいま必要な成長ポイントを教えてくれています。
また明日から
自分を変える成長に努力していきましょう。