ひっそりと生きる独女の生活

アラフォー独身の日常

炭鉱ツアー2

2015年11月23日 | 日常
3日目は家に帰る日ですが、飛行機が17:20のフライトだったので、
それまでに、もう1つ炭鉱ツアーを予約してました。


3日目にしてやっと太陽をおがめました~。瀬戸港から島にむけて出港です。


向かった先は「池島」です。1週4キロの大きさの島です。
こちらも炭鉱がある島なのですが、軍艦島よりも歴史が浅く、閉山も2001年と、
ごく最近です。島民もわずかですが(166人だそうです)残ってるそうです。


島の船着き場。奥に見える建物が炭坑です。
こちらはちゃんと防波堤があるので穏やかでした。



島の住宅街。廃墟にはなっていないけど、がらーーーんとしています。

なんでも島民が166人に対し、ネコちゃんが300匹ほどいるとの事。人間よりネコちゃんが
多い島で、確かに歩いているとそこらじゅうにネコちゃんをみかけました。


池島でも炭鉱ツアーをしていて、池島に渡るまでは自分たちで、池島についてからは
元炭鉱マンのガイドの元、実際に炭鉱の中に入れます。
そんなツアーがあるの、ここ池島だけらしいです。この島も過疎化が進み、
人がいなくなったら廃墟になるので、炭鉱の中にいれてくれるなら今のうちに
行ってみるのもいいかもです(・ω・)b
私は軍艦島よりこちらの方がよっぽど面白かったです。


係りの人からヘルメットを装着されて、ヘルメットの上にヘッドライトを付けてくれます。
これだけでワクワクしますね(^ω^) ま、ヘルメットとったあと、パーマでもかけました?ってくらい
くっしゃくしゃになっていましたが・・・w
ヘッドライト用のバッテリーを背負い、準備万端。いざ、トロッコに乗って炭鉱の中へ!!


トロッコは距離にして200m~300mくらいの距離を走るだけです。

こちらが炭坑内。ワクワクすっぞ!!
中は以外と明るいし、そんないひんやりもしてなかったです。厚着していったのですが
暑いくらいでした。


元炭鉱マンが説明してくれます。人数も少人数でしてくれるのでいいです。
トロッコに乗れるのが24人?くらいなので、こちらも午前便と午後便とあって、
1日あたり参加できるのは50人弱って事ですね。


この日は20人ほどツアー参加者がいたのですが、元炭鉱マンのガイドが2人つき、
10人ずつにわけて行動しました。


これが石炭をけずるドリル。


元炭鉱マンガイドの目の前で見ていたら
あなたこのドリル運転のボタン押して、って任命されてしまい、ボタンを押すときに「運転!」と大きな声で
言ってねと言われました。


普段なら人前にでてそういうの絶対嫌だけど、旅行にきたテンションと、皆が同じ目的で観光に
来ているっていう安心感から「運転!!」と大きい声で やけくそ気味に言ってやりましたよw


任務が終わったら、「頑張ってくれたのでこれあげる」ってボタンの位置にいた係りの人がくれました。

・・・それって子供に言うことでしょw 37歳のおばはんにそんな事言われましても・・・w


炭坑内ではわからなかったけど、外で日にあてたらキラキラしてました(o^-^o)
やったーーー!本物の石炭だ!と思ったけど、後で みんなにも欲しかったら少しなら持っていっても
いいよ、って言ってました。なんだ・・私だけもらえたと思ったのにw



これは写真では平たんに見えますが、じつは坂になっていて、
先に見える光の部分と自分がいる場所との高低差は60mあるそうです。
かなり急な坂でしたよ。炭坑内にいると光ってすばらしいんだなと実感できます。


当時の方たちは毎日こんな暗いところで作業されてたなんてすごいです。
その分給料は普通のサラリーマンよりも断然よかったみたいですけどね。
炭坑内は他にも火事が発生した時の避難場所とか、坑内が一酸化炭素で
充満してしまったらどうするか、などの対処とかまで説明してくれます。
坑内には1時間くらい居たと思います。


体験型炭鉱ツアー面白かったです。炭坑内に入れるなんてなかなかないしね。
あとオプションをつけると当時の住宅の中にはいるツアーとかもあるみたいです。
本当はせっかくだからそちらもつけたかったけど、飛行機の時間があるので
断念しました。


まだまだ多くには知られていないところだと思うので、おススメです!
島は静かで信号もなければ走ってる車もありません。のどかです。
金額も池島へ渡るフェリーが片道440円、ツアー代金が2600円と
軍艦島よりも安いです。軍艦島に行く機会があったら池島も行ってみてもいいかもです(・ω・)b




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炭鉱ツアー

2015年11月19日 | 旅行
先週の金曜日、会社に休みをもらって父母姉と長崎県に行っていきました。
前々から行きたいと思っていた軍艦島が目的です。
テレビで紹介されていたり、ネットでも軍艦島の旅ブログや写真なんかを見て
実物みてみたいな~と思っていて、5月に軍艦島旅行を計画しました。
時期は台風の心配がほとんどない11月で。でもまだ5月の時点では
飛行機の早割も軍艦島に渡る船の予約もできない状態だったので、実際に
飛行機の早割をや予約できたのは8月のお盆明け、船を予約できたのは
9月1日です。

この5月から9月の間に軍艦島が世界遺産に登録されてしまったので
「まずい!!」と思いました。飛行機は恐らくとれるだろうけど
軍艦島へ渡る船が・・・。11月の船の予約開始は9月1日なので、8月31日の
23:55分から予約画面を開けてスタンバイ。23:59:59に更新ボタンをポチ!


サイト激重・・・(´-ω-`)


1クリックするたびに画面真っ白が数分続くような状態です。
軍艦島はね、旅行会社のツアーで行った方がいいと思います。
旅行会社が枠とっちゃってる部分もあるので、個人旅行だと
かなり枠狭いんじゃないかな。軍艦島ツアー終わってからわかったけど
観光バス4台が迎えに来てたので、1台40人乗っていたとして
160人は旅行社のツアーで来てたって計算。そうすっと、個人旅行者には
40人くらいの枠しかなかったと想像できる。その40人枠を
争っていたんだろうね。30分くらいPCの前で張り付きして
第1希望日はすでにダメだったので第2希望でなんとかとれました。
疲れた・・・(-_-)


うちは母が認知症なので旅行社のツアーでは行きません。
団体行動だから迷惑かけるといけないし、認知症が少し進んでからは
頻尿になって、10分もたたずにトイレ行くこともしばしば。
朝の用意ももたつく事もあるので、ここ2年くらいは旅行は
レンタカーで個人旅行にしています。



早割でとれた飛行機で長崎へ。1日目はせっかく長崎に行ったので
雲仙温泉に行って温泉につかってゆったりと過ごしました。
長崎の九州ホテルというところが我が家のお気に入りホテルなので
今年の1月にも泊まりましたが、今回もそこ。4つベッドのある部屋もあるし
お料理もおいしいのでオススメです(・ω・)b


2日は目的の軍艦島クルーズなのですが・・・1日目からの続けての雨・・・。
雨の中レンタカーを走らせること1時間程で長崎市内に着きました。
長崎市内に入ると雨も小雨になったり止んだりで、少しマシな天気になりました。
駐車場に停めてからは出島ワーフでお昼を食べて少し港を歩きました。
長崎港 きれいな街なみです(o^-^o)


軍艦島への船は4社ほどあって、私たちは軍艦島クルーズという会社にしました。

ブラックダイアモンド号です。200人乗りらしいですが
船だけみていると、そんなに乗るかぁ~?という感じでしたが
恐らく予約はいっぱいだったのでこれに200人乗っていたと思います。


いや~な感じの天気だったので、2階部分にはいかず、大人しく
1階の席に座りました。
軍艦島への船は4社ほどあると書きましたが、各会社によって少し内容が
違います。私たちの選んだ会社は他社はやっていない、軍艦島の手前にある
高島という島にまず上陸します。そこに炭鉱の資料館みたいなところがあるので
そこで軍艦島のジオラマを見ながら説明を受けます。

軍艦島の説明をしてくれたボーイッシュな髪型の女性(オバサンですが)の声は非常に
聞き取りやすく、しゃべりもスムーズですごく良かったです(^ω^)
高島には説明も含め、20分くらい居たと思います。


そこからまた軍艦島へ船で移動です。
高島を離れてから数分後には見えてきました!


天気が悪いですが、キレイに軍艦島見えました~(^ω^)


軍艦島と言っていますが、軍艦島の正式名称は「端島(はしま)」と言います。
見てわかるように、遠くからみると軍艦に見えるからそう呼ばれるようになったとか。
島の大きさは南北460メートル、東西160メートル、周囲1.2キロという本当に小さな人工島です。
なんでもピーク時にはここに5000千人いたらしく、東京の人口密度の9倍だとか・・・。
エネルギーが石油に移行してから どんどん衰退していく石炭産業で栄えていた軍艦島は1974年1月に閉山。
その3ヶ月後には全島民がいなくなり、無人島になったんだそうです。
その後島には上陸が許されず、海上の孤島となった軍艦島は誰も居ない住居は風雨に晒され、
島の建物は廃墟と化していくのです…。


桟橋に着岸。


実は軍艦島への上陸率は1年で100日程度と言われています。3分の1の確率です。
この日も父がスタッフの方に上陸できるかを聞いたのですが、難しいと思う・・・と言われました。
ですが、なんとか着岸してくれました。軍艦島クルーズのサイトを見ていると、ほぼ毎日「通常運行」と
されていますが、島への上陸はまた別物です。桟橋には防波堤がないので波が直撃します。
船が停船しててもグラッグラ揺れます。揺れで島と桟橋の間がグワっと間が空いたりするので、ご年配の方とか
足の悪い人には結構怖いと思います。実際 船に乗る際に揺れるので躊躇されている女性もいました。
まぁスタッフの人が2人がかりで船までひっぱってくれるのでほとんどの方はスッと乗れますけどね。
本土にいる間は全然風ないのになんで上陸できないのよ~なんて思ってましたけど
なるほど、船で近くまで来れても着岸できないこともあるわけか・・・と納得したわけです。
でも、とりあえず上陸は果たしました(・ω・)b








うぉぉーーーー廃墟やぁーーー!!



人が住んでいないだけでこんな風になってしまうんですね~。
ここは海上で波風も強いから尚更でしょうが。
2009年に観光客が入れるようになったわけですが、見れるのはごくごく一部分です。
写真はそのごくごく一部分です。
内部の建物は廃墟となっていて、いくつか崩壊もしているそうです。写真にも屋根部分の崩壊箇所が
ありますね。なので内部は危険すぎるので入れません。一番みたいところが見れないっていう・・・。


正直・・・え?これだけしか見れないの?と思いましたね(^▽^;)
島の端っこの遠いところから建物を見てる感じです。
島の滞在時間は30分くらいだったと思います。どっちみち行けるところが本当に限られているので
30分でも十分って感じですかね。桟橋が1つしかないので 軍艦島ツアーの船の会社が4つもあると
1社ずつ滞在時間決められているんだと思います。






桟橋付近からの軍艦島の外側。壁は高く作ってあるけど・・・台風きたら怖いだろうな~。



これで軍艦島クルーズは終わりです。自分の目でひとめみれて良かったです。
世界遺産に登録されたら、手直しとかできなくなると聞いた事があるので
このまま廃墟はすすみ、さらに自然倒壊する建物も出てくるでしょう。
建物があるうちに見といて良かった(☆´∀`)ハ(´∀`★)


次の日も炭鉱ツアーに参加したので、その記事は次回に(o^-^o)




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