一昨日の午後2時過ぎ、仕事中に父から電話がきました。何かあったか?と
少し嫌な予感がしました。その時間帯は自宅に会社の資料を取りに税理士さんが
来る予定の時間だったので、資料の事で何か聞きたいことでもあるかな?とも
少しよぎったのですぐに席を外して電話に出ました。
父からの電話の内容はこうでした。
「母が2時間半行方不明になった。さっき見つかったけど結局警察までよんで探した」
との事でした。
マジか・・・(-_-;)とうとう警察のお世話になってしまったのか・・・。
家に帰ってから話を聞くと、14時に税理士さんが家に来るから早めにお昼を食べようと
出かける際に、ソラたんのウ〇コがトイレ(ワンコ用トイレ)に落ちていたから
それを片してから出ようと、母を玄関において「ここで待っててね」と言ってウ〇コを
トイレに流しに行ったそうです。で、玄関に行ったら母が忽然と消えていた・・・。
外に飛び出て家のまわりをぐるり探してもいない・・・車を出してあちこち探したけど
いない・・・どうしても見つからずケアマネに連絡したらケアマネもすぐに
来てくれたみたいで「警察に連絡しましょう」となり、
警察も出動となったらしいです。そして自宅に警察も到着して一緒に探したけどおらず、
警察から「町内放送を流してもらうよう要請しましょう」となった数分後に
母が自宅駐車場の裏側で草むしりしているところを警察が発見。
母は暇を持て余すと草むしりするのが常でしたから、父がいないとわかった時に
一番に見に行くのは駐車場のまわりで草むしりをしていないか、です。
だから2時間半もの間母がその場所にいて草むしりをしていたわけがなく・・・
ましてや警察も一緒になって探しているわけだから自宅周りにいなかった事は確かだと。
おそらくフラフラ1人で歩いてどこかへ行ってしまい、2時間半の時を経て自宅に戻って
来られたということでしょうか・・・。
また運の悪い事にその時母に携帯を持たせていなかったから余計に探すのに時間が
かかったみたいです。
警察も協力してくれて見つけてくれたのはありがたいんだけど、母に「旦那さんが
心配するから1人で出て行っちゃだめですよ~」と言っていたらしく・・・やっぱり認知症って
今は普通に聞く言葉ではあるけど本当の中身までは浸透していないんだなと思いました。
健常者からみれば、警察の方が言っていることは至極まっとうなのはわかります。
でも認知症の母にはそれは通用しないのだ。母にとっては事の事態とか自分が何をしてしまったか
なんて全くと言っていいほど理解できていないんです。
「私が1人で出て行ったって何の話?」くらいにしか思っていません・・・。
どれだけ母を諭したところで理解してもらう能力はもうないんです。
見た目が健常者そのものだからまともだと思ってしまうのも無理はないんだけどね・・・
そして・・・その日の夜20時半、母にお風呂に入ってもらおうとお風呂に誘導しました。
20時くらいから時計をチラチラみては
「もうこんな時間・・・帰らなきゃ」
「帰らないといけないからタクシー呼んでもらえる?」
「ジジババに(←自分の親の事、2人とも亡くなっています)何も言わずに出てきてしまったから連絡しないと」
をずっと繰り返していました。そのたびに父が
「もう外真っ暗だから帰るの無理だよ」
「タクシーはここ田舎だから通ってないよ」
「おじいさんとおばあさんには18時ころK子さんは遅くなるから泊まっていくって連絡してあるよ」
と何回聞かれても母が諦めてくれるように何度でも答えてあげていました。
母は「あ、そう?」と一瞬納得したかの様子に見えたけど、
また同じことを言いだすのループがしばらく続きました。
母は私と姉にも「あんたらどうやって帰るの?」と何回も聞いてきました。
そのたびに「今日はここに泊まっていくよ(;^ω^)」と言うと
母は「そう・・・」と腑に落ちないような表情はしていました。
約30分父と私たちのところで同じことを繰り返しました。私もいい加減相手するの疲れてきたから
母にお風呂空いてるからとりあえずお風呂はいろうか、と言って母をお風呂に連れて行き、
ここがお風呂だからね、今日はシャワーだからね、と説明して脱衣所を出ようとしたら
「フーコちゃんフーコちゃん!あの車屋の男まだ向こうにいるでしょ!もう私気持ち悪くてね!」
と言って引き留めてきました。また母の幻視か妄想か?とさらに面倒になり
「車屋の男なんていない、私たち家族だけ」と言ったけど
母は「シっ!聞こえるから大きい声で言うな!まだそこにいるんだから!」となおも引き留めようとしてきたので
脱衣所のドアを開けて「ほらいないでしょ?そこにいるの姉ちゃんだよ」と言うと
「違う!今いたとかそういう事じゃなくて男にのぞかれたりして気持ち悪い思いした事あるから
言ってるんだがね!あんたらも気をつけてないとそういう目に遭うよ!」と、もう内容が滅茶苦茶なものに変わってるので
「ん・・・わかったわかった(・_・)」と軽くスルーしてリビングに戻りました。
すぐに脱衣所のドアがガラっとあいて母が出てくる。こんなのはいつもの事で、お風呂入るまでに
ウロウロして時間かかるので入ってくれるまで毎日辛抱強く待つのが日常です。
リビングにある倉庫に入って小さなカバン2つをガサガサ中身をかき回していました。
これも日常なのでしばらく放っておきました。そしたら突然イラついた顔をして出てきたなと思ったら・・・
「もういいわ!1人で帰る!」と言って玄関へ一直線。
おいおいおい!となり3人で止めに入るも、玄関のドアをガタガタ押しながら
「なんでここカギ閉めるの!!カギ開けてよ!」と激おこ・・・
本格的に不穏にスイッチが入った模様。父が車のキーをすぐ持って母を外に連れ出し、
気がすむまで車に乗せて走ろうとしたけど母はそれさえも拒否して家からどんどん歩いて
遠ざかっていく。手には化粧バックみたいな小さなカバン2つと外履き用のサンダルを
持ってました。
この状態になったら母は絶対にこちらのいう事は聞きません。父が母が行く方を確認しながら
「フーコ!車出してくれ!」と言ったので姉には家に残っててもらい、
私が車で出動。父は徒歩で母から少し離れた後方をずっとついて歩きました。
すぐ後を追うと「ついてくるな!」と言うので少し離れていないとダメなのです。
その父の後ろを私もハザードをつけながらそろそろ付いて行く。
こういうのは父に任せておいた方がいいので指示どおりしばらく母を歩かせました。
母は歩道ではなく車道の端っこを歩いていて、田舎といえど車は通っているので危ない。
でも不穏で怒りモードの母に「危ないから」なんて声かけても余計に激昂するだけなので
車の人たちに迷惑かけてすまない・・・と思いながらも車道を歩く母をしばらく様子見。
10分くらい歩かせてから父が母の腕を捕まえたのが見えたのですぐ車で横づけしました。
母の顔は曇ったままだったけど「お母さん送ってあげるから車乗って!」と声かけたら
乗ってくれました。父が「しばらくまわって」と言ったので、すぐ家に帰るんじゃなくてしばらく
車走らせてくれという意味だと理解し、町内を車でしばらく走りました。
母はもう何に怒っていたのかは忘れたみたいで、でも何かにムカついているから
また母の中でムカつくエピソードが作り上げられていて「もうこんな事ばっかりされて!ハッキリいって
これはもう私に対するイジメだよ!」とかなんとか・・・。
父は「うんうん」と聞いてあげていました。
20分くらい母の恨みつらみを聞きながら3人でちっとも楽しくないドライブして家に帰りました。
まだ少し不穏が残っているのか私が駐車場にとめて玄関に行くと、家に入らず玄関先で
父と母が何か話していました。で、父が私が玄関まで戻ってきたのを機に「K子さんうちに入ろう」と言って
やっと家に戻ったという感じです。
ちなみに昼間の行方不明は不穏になっていたわけではなくて、ただ単に手持ち無沙汰だったから
その辺散歩するつもりで出ていった、夜は不穏なので同じ外に出てしまうでも
違う種類ではあります、はい(´-ω-`)
その後は素直にお風呂に入ってくれて、出てきてからも「あんたらどうやって帰るの?」は聞いてきたけど
20時台の不穏の前兆の時の聞き方とは違ったので同じように「今日は帰らないよ~」と言って違う話題を振ったら
もうそのことも忘れたみたいで呑気にペラペラまた妄想話をしていました・・・。
昼間だけでも父は疲れただろうに、夜までこんな事がおきるのでは父の精神の方が心配です。
母がお風呂に入っている間に父が「もう病院考えた方がいいな・・・」と言い出しました。
とうとうその時がきたのか・・・と思いましたが負担が父に重くのしかかっているので
仕方がないとも思いました。
でも父も私たちもすごく迷っています。確かに1日にこんなことが2回も起きて
精神も疲弊してるしうんざりだし、出て行ってしまう頻度も確実に増えたから
ホントに目が離せない状態だけど、穏やかな時の母みていると病院に軟禁させるのは
可哀想すぎるという思いもあるんです。
甘いこと言ってちゃいけないんだろうけど鍵付の居室に入れられて母が悲しむ姿が
想像できるから・・・完全に私たちがわからなくなっていればまだいいんだけど、
まだそこまで行っていないから いろいろ状況がわからない母といえども、いつも
一緒にいる人たちがいないということはわかると思うんだよね・・・。
でも不穏状態の母は車がビュンと横を通っても車道歩き続けるくらいまわりが
見えていないのだから、また気づかぬうちに外に出て行って事故に遭いましたなんて
なったらシャレにならないからなぁ。
あとデイサービス。うちはこんな状態にありながらもまだデイサービスは利用していません。
ケアマネも勧めてはこず、どうもデイに来ている方のほとんどが後期高齢者(75才以上)の方で、
そこに母が入ったら完全に浮くらしいです。
母は68才だけど体はピンピンしてるので年齢的には老人になるかもだけど見た目が
「老人」というにはまだ早い風貌をしています。老人と思ってなめてかかってると
とんでもない。歩くスピードは68才と思えぬスピードです。怒りMAXの時だと父でも
時々小走りしないとついていけないくらいです。山登りなら私と姉、確実に負けます。
そんな人がデイサービスに行って不穏になって「帰る!」と言い出したら
誰が止められるんだろう?もちろんデイサービスの人もプロの人たちだから
いろいろな対処方法をご存じなんだろうけど、果たして母がそれに
応じてくれるのかどうか・・・。
とりあえず、来週父がデイサービスの施設を見学に行くらしいです。
どうなるのか・・・でも父の限界は近い気がします(>_<)
↑2015年11月長崎旅行時の約1年前の写真。
父68歳、母67歳の時だけど・・・ジイちゃんとバアちゃんには見えない・・・よね?
しっかし・・・写真だけ見ていると母が認知症には見えないわ(;^ω^)
少し嫌な予感がしました。その時間帯は自宅に会社の資料を取りに税理士さんが
来る予定の時間だったので、資料の事で何か聞きたいことでもあるかな?とも
少しよぎったのですぐに席を外して電話に出ました。
父からの電話の内容はこうでした。
「母が2時間半行方不明になった。さっき見つかったけど結局警察までよんで探した」
との事でした。
マジか・・・(-_-;)とうとう警察のお世話になってしまったのか・・・。
家に帰ってから話を聞くと、14時に税理士さんが家に来るから早めにお昼を食べようと
出かける際に、ソラたんのウ〇コがトイレ(ワンコ用トイレ)に落ちていたから
それを片してから出ようと、母を玄関において「ここで待っててね」と言ってウ〇コを
トイレに流しに行ったそうです。で、玄関に行ったら母が忽然と消えていた・・・。
外に飛び出て家のまわりをぐるり探してもいない・・・車を出してあちこち探したけど
いない・・・どうしても見つからずケアマネに連絡したらケアマネもすぐに
来てくれたみたいで「警察に連絡しましょう」となり、
警察も出動となったらしいです。そして自宅に警察も到着して一緒に探したけどおらず、
警察から「町内放送を流してもらうよう要請しましょう」となった数分後に
母が自宅駐車場の裏側で草むしりしているところを警察が発見。
母は暇を持て余すと草むしりするのが常でしたから、父がいないとわかった時に
一番に見に行くのは駐車場のまわりで草むしりをしていないか、です。
だから2時間半もの間母がその場所にいて草むしりをしていたわけがなく・・・
ましてや警察も一緒になって探しているわけだから自宅周りにいなかった事は確かだと。
おそらくフラフラ1人で歩いてどこかへ行ってしまい、2時間半の時を経て自宅に戻って
来られたということでしょうか・・・。
また運の悪い事にその時母に携帯を持たせていなかったから余計に探すのに時間が
かかったみたいです。
警察も協力してくれて見つけてくれたのはありがたいんだけど、母に「旦那さんが
心配するから1人で出て行っちゃだめですよ~」と言っていたらしく・・・やっぱり認知症って
今は普通に聞く言葉ではあるけど本当の中身までは浸透していないんだなと思いました。
健常者からみれば、警察の方が言っていることは至極まっとうなのはわかります。
でも認知症の母にはそれは通用しないのだ。母にとっては事の事態とか自分が何をしてしまったか
なんて全くと言っていいほど理解できていないんです。
「私が1人で出て行ったって何の話?」くらいにしか思っていません・・・。
どれだけ母を諭したところで理解してもらう能力はもうないんです。
見た目が健常者そのものだからまともだと思ってしまうのも無理はないんだけどね・・・
そして・・・その日の夜20時半、母にお風呂に入ってもらおうとお風呂に誘導しました。
20時くらいから時計をチラチラみては
「もうこんな時間・・・帰らなきゃ」
「帰らないといけないからタクシー呼んでもらえる?」
「ジジババに(←自分の親の事、2人とも亡くなっています)何も言わずに出てきてしまったから連絡しないと」
をずっと繰り返していました。そのたびに父が
「もう外真っ暗だから帰るの無理だよ」
「タクシーはここ田舎だから通ってないよ」
「おじいさんとおばあさんには18時ころK子さんは遅くなるから泊まっていくって連絡してあるよ」
と何回聞かれても母が諦めてくれるように何度でも答えてあげていました。
母は「あ、そう?」と一瞬納得したかの様子に見えたけど、
また同じことを言いだすのループがしばらく続きました。
母は私と姉にも「あんたらどうやって帰るの?」と何回も聞いてきました。
そのたびに「今日はここに泊まっていくよ(;^ω^)」と言うと
母は「そう・・・」と腑に落ちないような表情はしていました。
約30分父と私たちのところで同じことを繰り返しました。私もいい加減相手するの疲れてきたから
母にお風呂空いてるからとりあえずお風呂はいろうか、と言って母をお風呂に連れて行き、
ここがお風呂だからね、今日はシャワーだからね、と説明して脱衣所を出ようとしたら
「フーコちゃんフーコちゃん!あの車屋の男まだ向こうにいるでしょ!もう私気持ち悪くてね!」
と言って引き留めてきました。また母の幻視か妄想か?とさらに面倒になり
「車屋の男なんていない、私たち家族だけ」と言ったけど
母は「シっ!聞こえるから大きい声で言うな!まだそこにいるんだから!」となおも引き留めようとしてきたので
脱衣所のドアを開けて「ほらいないでしょ?そこにいるの姉ちゃんだよ」と言うと
「違う!今いたとかそういう事じゃなくて男にのぞかれたりして気持ち悪い思いした事あるから
言ってるんだがね!あんたらも気をつけてないとそういう目に遭うよ!」と、もう内容が滅茶苦茶なものに変わってるので
「ん・・・わかったわかった(・_・)」と軽くスルーしてリビングに戻りました。
すぐに脱衣所のドアがガラっとあいて母が出てくる。こんなのはいつもの事で、お風呂入るまでに
ウロウロして時間かかるので入ってくれるまで毎日辛抱強く待つのが日常です。
リビングにある倉庫に入って小さなカバン2つをガサガサ中身をかき回していました。
これも日常なのでしばらく放っておきました。そしたら突然イラついた顔をして出てきたなと思ったら・・・
「もういいわ!1人で帰る!」と言って玄関へ一直線。
おいおいおい!となり3人で止めに入るも、玄関のドアをガタガタ押しながら
「なんでここカギ閉めるの!!カギ開けてよ!」と激おこ・・・
本格的に不穏にスイッチが入った模様。父が車のキーをすぐ持って母を外に連れ出し、
気がすむまで車に乗せて走ろうとしたけど母はそれさえも拒否して家からどんどん歩いて
遠ざかっていく。手には化粧バックみたいな小さなカバン2つと外履き用のサンダルを
持ってました。
この状態になったら母は絶対にこちらのいう事は聞きません。父が母が行く方を確認しながら
「フーコ!車出してくれ!」と言ったので姉には家に残っててもらい、
私が車で出動。父は徒歩で母から少し離れた後方をずっとついて歩きました。
すぐ後を追うと「ついてくるな!」と言うので少し離れていないとダメなのです。
その父の後ろを私もハザードをつけながらそろそろ付いて行く。
こういうのは父に任せておいた方がいいので指示どおりしばらく母を歩かせました。
母は歩道ではなく車道の端っこを歩いていて、田舎といえど車は通っているので危ない。
でも不穏で怒りモードの母に「危ないから」なんて声かけても余計に激昂するだけなので
車の人たちに迷惑かけてすまない・・・と思いながらも車道を歩く母をしばらく様子見。
10分くらい歩かせてから父が母の腕を捕まえたのが見えたのですぐ車で横づけしました。
母の顔は曇ったままだったけど「お母さん送ってあげるから車乗って!」と声かけたら
乗ってくれました。父が「しばらくまわって」と言ったので、すぐ家に帰るんじゃなくてしばらく
車走らせてくれという意味だと理解し、町内を車でしばらく走りました。
母はもう何に怒っていたのかは忘れたみたいで、でも何かにムカついているから
また母の中でムカつくエピソードが作り上げられていて「もうこんな事ばっかりされて!ハッキリいって
これはもう私に対するイジメだよ!」とかなんとか・・・。
父は「うんうん」と聞いてあげていました。
20分くらい母の恨みつらみを聞きながら3人でちっとも楽しくないドライブして家に帰りました。
まだ少し不穏が残っているのか私が駐車場にとめて玄関に行くと、家に入らず玄関先で
父と母が何か話していました。で、父が私が玄関まで戻ってきたのを機に「K子さんうちに入ろう」と言って
やっと家に戻ったという感じです。
ちなみに昼間の行方不明は不穏になっていたわけではなくて、ただ単に手持ち無沙汰だったから
その辺散歩するつもりで出ていった、夜は不穏なので同じ外に出てしまうでも
違う種類ではあります、はい(´-ω-`)
その後は素直にお風呂に入ってくれて、出てきてからも「あんたらどうやって帰るの?」は聞いてきたけど
20時台の不穏の前兆の時の聞き方とは違ったので同じように「今日は帰らないよ~」と言って違う話題を振ったら
もうそのことも忘れたみたいで呑気にペラペラまた妄想話をしていました・・・。
昼間だけでも父は疲れただろうに、夜までこんな事がおきるのでは父の精神の方が心配です。
母がお風呂に入っている間に父が「もう病院考えた方がいいな・・・」と言い出しました。
とうとうその時がきたのか・・・と思いましたが負担が父に重くのしかかっているので
仕方がないとも思いました。
でも父も私たちもすごく迷っています。確かに1日にこんなことが2回も起きて
精神も疲弊してるしうんざりだし、出て行ってしまう頻度も確実に増えたから
ホントに目が離せない状態だけど、穏やかな時の母みていると病院に軟禁させるのは
可哀想すぎるという思いもあるんです。
甘いこと言ってちゃいけないんだろうけど鍵付の居室に入れられて母が悲しむ姿が
想像できるから・・・完全に私たちがわからなくなっていればまだいいんだけど、
まだそこまで行っていないから いろいろ状況がわからない母といえども、いつも
一緒にいる人たちがいないということはわかると思うんだよね・・・。
でも不穏状態の母は車がビュンと横を通っても車道歩き続けるくらいまわりが
見えていないのだから、また気づかぬうちに外に出て行って事故に遭いましたなんて
なったらシャレにならないからなぁ。
あとデイサービス。うちはこんな状態にありながらもまだデイサービスは利用していません。
ケアマネも勧めてはこず、どうもデイに来ている方のほとんどが後期高齢者(75才以上)の方で、
そこに母が入ったら完全に浮くらしいです。
母は68才だけど体はピンピンしてるので年齢的には老人になるかもだけど見た目が
「老人」というにはまだ早い風貌をしています。老人と思ってなめてかかってると
とんでもない。歩くスピードは68才と思えぬスピードです。怒りMAXの時だと父でも
時々小走りしないとついていけないくらいです。山登りなら私と姉、確実に負けます。
そんな人がデイサービスに行って不穏になって「帰る!」と言い出したら
誰が止められるんだろう?もちろんデイサービスの人もプロの人たちだから
いろいろな対処方法をご存じなんだろうけど、果たして母がそれに
応じてくれるのかどうか・・・。
とりあえず、来週父がデイサービスの施設を見学に行くらしいです。
どうなるのか・・・でも父の限界は近い気がします(>_<)
↑2015年11月長崎旅行時の約1年前の写真。
父68歳、母67歳の時だけど・・・ジイちゃんとバアちゃんには見えない・・・よね?
しっかし・・・写真だけ見ていると母が認知症には見えないわ(;^ω^)