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4Di星人

2017-12-23 | SF小説?
地球を取り巻く状況は実はあまり芳しく無い。

星間リーグの銀河辺境支部ωは地球のリーグ参加に関してほとんど否定的である。

理由は地球の代表となりそうな人類のネオの存在比率に対して
アンチネオ層がほとんど構成されていないことにある。

そのため社会生物学的に幼稚なのである。

この人類が地球の主導的立場にあることに支部ωは地球に対して憂慮してはいるが、
今の所まだ様子見ということになっている。

支部ωのとなり支部κに4Di星人は存在している。
密かにωにも勢力圏を増そうとしている。

もちろん銀河統帥本部も目を光らせているので星間戦争が起きようものならたちまち壊滅させられてしまうので
強制的な行動にはでていない。

そこで彼らが目をつけたのが支部ωが見てみぬふりしている地球である。
ここを勢力下に置こうとしているのである。

もちろん武力制圧をしようとすれば一瞬であるが、先の事情でそうはいかない。

そこで4Di星人はちょっとした設計図を人類に与えた。
彼らの目論見では200年ぐらいで人類を原始化まで持ち込めるだろうと予想している。

その辺までに支部ωに気づかれないようにどうしたらよいかを画策している。

もちろん支部ωにもその兆候を見つけそうな者達も存在している。

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東京駅周辺をサイクリングしていて個人的に不都合な現実に妄想していました。

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