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将棋星人

2018-04-15 | SF小説?
将棋星人が地球にやってきました。「地球の皆さん。将棋をしましせう。」
幅100キロほどのとてつもなく大きな宇宙船を前に戦闘を挑もうとは誰も思いません。
撃ち落とせたとしても、落ちるだけで人類は滅亡でしょう。



彼らは一戦申し込んできました。
(地球が乗っ取られる)地球側は足の引っ張り合いなどをへて、なんとか最強のAIを準備します。

そして将棋を始めようとした時
「その小さな将棋盤、平安時代に教えたのって、もっと大きかったでしせう?」
彼らは以前にも地球に来て大大将棋を伝授していたのでした。

しかし、人類は小さい将棋盤で遊ぶ知能しかなかったので少しずつ小さくしていったのです。



「それでは、あなた方の将棋盤でどうでしょう?」安易な提案を惑星代表がした瞬間、

AIの設計者はあきれはてていた。誰が作るんだよ、と


「では、私達がやっている最新の将棋の中でもっとも小さい設定でどうでしょう。サイズは10000の3次元、駒は100種類でお互い10000枚ずつ。」
人類の敗退はその瞬間に決まったようなものでした。

その後、交渉してこちらの将棋盤でやることになりましたが、勝てる相手ではありません。




敗退後、「地球はどうなるんですか」代表は恐る恐る聞きます。負けたらどうなるとか怖くて前もって聞けなかったのです。

「地球、いや別にいらない。けっこう汚れてるし。」将棋星人はただガッカリして地球を後にしました。




その後人類のAIは飛躍的に進歩します。AIが変わって地球を支配するほどに。





将棋星人そこからそれほど離れていない恒星にも将棋を伝えていたので対局に向かいました。

そちらでは負けてしまいました。



宇宙将棋連盟によってその惑星人が新しい将棋星人として認められ、将棋の宇宙普及が義務付けられます。

前将棋星人は密かに宇宙普及の任から解放されホッとしていました。宇宙旅行かなり大変なのです。


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将棋クエストで対局を続けています。優秀なパズルなんだと関心します。
(もし将棋星人に勝ったとして宇宙普及に地球人1000万人ぐらい動員されるなら私も宇宙旅行に行けるかもしれない)

ここ最近、2分切れ負けみんな強くなったなという気がします。追加機能の「ヒント」が原因かな?簡単に崩れなくなった気がします。
その割に金に挟まれた居玉にありがちが桂馬による頓死の筋、最近はあまり知られていないのか、意外に勝てたりします。



蛇足 最近、「神」という称号が減って「星人」がトレンド入りしていましせう。

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