宇宙船はハイパーゲート下の空間で座礁した。エンジンがどうも不調、小宇宙嵐に長々とさらされたのが原因らしい。
しょうがなく小宇宙嵐の影響のないここで、船を出て点検をしていると今度は人体に何らかの影響がでたらしい。
ただ意識ははっきりしていてなんとか乗りきれそうな気はしている。
その間3、4隻の船が通りがかる。まだ助けを呼ぶレベルではないと思っているのでそのままやり過ごす。
しばらくして、少しは体調も回復しエンジンもだましだましならなんとかいけそう。
ただ、故郷の惑星まではもう少し距離がある。
近くのでかい惑星で少し休む。
といっても無料で一休みできる場所もなく、無駄な出費もできればおさえたい。
なんとか緊急無線を使わずに帰還できた。
こまめのハイパージャンプが続いてエンジンに影響があって、
さらに小宇宙嵐で熱も奪われ続けたのがまずかった。
江東区恐るべし。