恐竜の進化の果てに

松島といえば宮城の有名な景勝地、そこで遊覧船に乗りました。

２階がグリーンになっていてプラス６００円？
なんと普通料金でトップデッキにあがることすらできないとは
いったいどういうこと？？

実はそんなつまらない観光業のあざとい商売根性は
ほんの些細な序章にしかすぎなかったのです。

せっかくの遊覧船、うすぐもりの窓ガラス船内の
中央なんかに座ったらめもあてられないので
しかたなく後部のデッキにたたずんでいました。

普通に船が走りだします。
するとかもめがすごい勢いでついてくるではありませんか？
なぜかまわりにはカッパえびせんらしきものをもった人たちが…

まあ、えさをあたえるんだろうなとか思っていたら
ただあげるのではなく手に持ったえびせんを
かもめは強奪していくのです。

遊覧船が運行する中、子供の指につままれたほんの3cmぐらいの長さの
でているえびせんを飛びながらかもめは強奪していくのです
それも2,30羽ぐらいのすごい群れが迫ってきます。

あまりの迫力に度肝を抜かれました。
正直、松島の景観なんか完全にそっちのけです。
えびせんが必須アイテムなのかーと思っていたら

足元にけっこう転がっています。

ビビリの子供（一部大人も）は手渡しが怖いらしく
投げたりしているのでそれが届かない落ちていたようです。

そこで拾って指先につまんで手を伸ばすとスッと取られます。
何度かあげていて、気がついたのですが
かもめは正面からきて奪うのではなくて
横上から降下して奪ってました。

鳥たちはほんとに無心に飛んでいて羽とかが腕などに
触れることもしばしばでこんなに鳥が飛んでいるのを
間近でいろいろなアングルから見ることできたのは感動しました。

小さな子供たちもおおはしゃぎ（大人も）です。

しかし、さすがは人間、最後のほうはみんな飽きていました。
鳥も同じらしく最後のほうは、ほんの数羽でした。

２度ほど鳥にかまれてしまいました。
（一度は取得失敗で、一度は指を餌と間違えたらしい）
でもほとんど痛くありませんでした。