横野平の白い雲

日々の生活の中の出来事を日記にしました

小学校の二宮金次郎

2013年01月20日 | 風景・歳時記
 先日、小学校の前を通りかかり、校庭にある二宮金次郎の像が目に留まり、ちょっと寄ってみた。
 今でもあるんだなあ!と懐かしく、そして、以前の職場(施設)で、年配の利用者の方が歌っていた「唱歌-『二宮金次郎』」を思い出した。
 軍国主義の国策に利用されたという見方もあるが、「勤勉と倹約」によって、荒廃した農村を立て直した人物として、評価されている。インターネットで探したところ、歌入りの唱歌が見つかった。

   1、柴刈り縄ない 草鞋(わらじ)をつくり
     親の手を助(す)け 弟を世話し
     兄弟仲良く 孝行つくす
     手本は二宮金次郎


   2、骨身を惜しまず 仕事をはげみ
     夜なべ済まして 手習い読書
     せわしい中にも 撓(たゆ)まず学ぶ
     手本は二宮金次郎


   3、家業大事に 費(ついえ)をはぶき
     少しの物をも 粗末にせずに
     遂には身を立て 人をもすくう
     手本は二宮金次郎


 明治44年に「尋常小学唱歌」として歌われるようになったが、昭和16年の「ウタノホン」で姿を消したそうです。「唱歌‐二宮金次郎」は、「たくろうの名曲玉手箱」というホームページの「文部省唱歌&童謡」‐歌入り唱歌集で聞くことができます。