エンジョイ・ライフ 『人生楽ありゃ、苦もあるさ!』

「なすべきことをなせ、何があろうとも・・・・・」(トルストイ)

☆保険の豆知識 Vol.33 ☆ 交通事故被害者のトラウマには細心の注意を!

2008年02月24日 | Weblog
【交通事故に遭われた方に起こりえる「トラウマ」には、接する人たちの細心の注意が必要です!】

●「トラウマ」(心の傷、心理的な外傷)による障害は、状況や人によっては、交通事故の被害者にもあらわれます。
交通事故の被害者は、身体的に外傷を受けると同時に一時的に「トラウマ」をうけています。
さらに被害者は、事故後に被害者を取り巻く人々(家族、知人、友人、病院、医療関係者、保険関係者等々)と接し、不安や不満を持つことにより、2次的に「トラウマ」を受けることがあります。
2次的に心の傷を受けることを2次受傷といいますが、この2次受傷が、被害者の症状改善を阻む(遅らす)一つの原因であると言われております。
従って、交通事故被害者と接する際には、不安や不満を持つことが原因で2次受傷することがないよう、細心の注意をして接することが必要です。


【トラウマ】

「トラウマ」とは、ギリシャ語起源の言葉で「外傷」の意味。
交通事故の「トラウマ」といえば、通常の医学では事故を受けた外傷のことを意味しています。
※しかし、精神医学における「トラウマ」とは、『心の傷』…すなわち、自分が持ちこたえられない程の強さの「刺激的あるいは打撃的な体験が与えられること」をいいます。

「トラウマ」により、イライラ、不安、悪夢、頭痛のような症状が表れることがあります。
※「トラウマ」という言葉を「心の傷」と言う意味で用いたのは、精神分析学者「S・フロイト」からです。

★皆様の無事故、無災害を心よりお祈り申し上げます。



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