11月16日(金)コンツ兄弟(兄ステファン27歳、弟クリストフ24歳)のバイオリンとチェロのデュオコンサートに行きました。
かなっくホールは音響が悪いので、正直のところ期待していなかったのです。
ところが、一曲目のバッハを弾き始めたとたん、私の心身は急変し身を乗り出していました。
何もかもが崇高な音楽。一音一音が深く語りかけてくる。若い演奏家がこんな芸術もたらすことができる。
その現実が私にとっては信じがたい歓喜でした。
バッハ・インベンション2声は、ピアノを弾く人なら誰もが練習する曲です。私も小学生の頃、繰り返し弾き今でも全曲暗譜しています。
それを、バイオリンとチェロで演奏するのを初めて聞きました。
ピアノでは気づかなかった2声の旋律の掛け合いは、言葉では尽くせない美しい会話なのでした。
今、インベンションを練習してる世界の子供達に聞かせてあげたいと思いました。きっとバッハの世界が一瞬で変わるでしょう。
そして次に演奏した、ラベルの「バイオリンとチェロのためのソナタ」
無調・多調の響きが、幻想的に重厚に、そしてエネルギッシュに息を呑むように繰り広げられ、バッハの崇高さとは違うラベルの世界を完全燃焼してくれました。
休憩後、私は一番前の席に移動してかぶりつきで見ました。少しでも彼らの近くに行きたかったのです。
後半はそれぞれのソロ曲。
プログラムにピアニストの名前がなかったので、誰が弾くのだろう?と思っていたら、
ナント、兄弟通しでお互いに伴奏をするではありませんか!
それが、また素晴らしい伴奏なのです。特に兄のステファンは指揮者のようなピアノで
類まれな才能を裏づけする演奏でした。
中でも兄ステファンが演奏したサン・サーンスの「白鳥」は、まるで神が弾いているようで、
隣の熟年の女性と若い女性は、身体を震わせて泣いていました。私も同じ気持ちでした。
こんな、滅多にない芸術が、かなっくホールでチャリティコンサートとしてなんて、
もったいなさ過ぎて、申し訳ないような気持ちで帰ってきました。
かなっくホールは音響が悪いので、正直のところ期待していなかったのです。
ところが、一曲目のバッハを弾き始めたとたん、私の心身は急変し身を乗り出していました。
何もかもが崇高な音楽。一音一音が深く語りかけてくる。若い演奏家がこんな芸術もたらすことができる。
その現実が私にとっては信じがたい歓喜でした。
バッハ・インベンション2声は、ピアノを弾く人なら誰もが練習する曲です。私も小学生の頃、繰り返し弾き今でも全曲暗譜しています。
それを、バイオリンとチェロで演奏するのを初めて聞きました。
ピアノでは気づかなかった2声の旋律の掛け合いは、言葉では尽くせない美しい会話なのでした。
今、インベンションを練習してる世界の子供達に聞かせてあげたいと思いました。きっとバッハの世界が一瞬で変わるでしょう。
そして次に演奏した、ラベルの「バイオリンとチェロのためのソナタ」
無調・多調の響きが、幻想的に重厚に、そしてエネルギッシュに息を呑むように繰り広げられ、バッハの崇高さとは違うラベルの世界を完全燃焼してくれました。
休憩後、私は一番前の席に移動してかぶりつきで見ました。少しでも彼らの近くに行きたかったのです。
後半はそれぞれのソロ曲。
プログラムにピアニストの名前がなかったので、誰が弾くのだろう?と思っていたら、
ナント、兄弟通しでお互いに伴奏をするではありませんか!
それが、また素晴らしい伴奏なのです。特に兄のステファンは指揮者のようなピアノで
類まれな才能を裏づけする演奏でした。
中でも兄ステファンが演奏したサン・サーンスの「白鳥」は、まるで神が弾いているようで、
隣の熟年の女性と若い女性は、身体を震わせて泣いていました。私も同じ気持ちでした。
こんな、滅多にない芸術が、かなっくホールでチャリティコンサートとしてなんて、
もったいなさ過ぎて、申し訳ないような気持ちで帰ってきました。
既にブログにあるように、インベンションBachは非常に参考になります。日本では演奏されにくいラベルのヴァイオリンとチェロのソナタ、これもいい演奏だと思います。もし、YCVチャンネルが見られるようでしたら、お見逃し無く
録画持っています。
バッハもラベルのソナタも、秀逸でした。
今日、今、ブログに書かれているのと同じ情景を(曲目は覚えられませんでしたが)子どもの通う中学校で見て帰ってきたところです。
ご兄弟が子どもの通う中学校へコンサート前に来てくださり演奏してくださいました。
普段、なかなか聞くことのないクラシック、行くタイミングを逃してしまっているコンサート
感動と、穏やかな気持ちをいただいて(?)帰ってきました。
ご兄弟の事を調べようと検索しましたら、こちらのブログが一番上に出てきたので思わずコメントさせていただきました。
コメントありがとうございます。
何という偶然でしょう。
今日、サルビアホールでのコンツ兄弟のコンサートに行ってきました。素晴らしかったです!
午前と午後、2校で演奏していらしたそうです。
聴けてよかったですね!
私は専門的なことは分からないのですが、
いつどこで聞いてもヴァイオリンがクリストフの音ということだけは分かります。
シュテファンの演奏も冴えてました。
本当に素敵な演奏、素敵な2人です。
ピアニスト目線・感性からはいかがでしたか?
昨年と同じかぶりつきの席で またお目にかかれて嬉しかったです!
昨年と同じ席が、ポッカリ空いていて、まるで私を待ってるようでした。
クリストフ・コンツさんとお友達と伺って、本当に羨ましい限りです。コンツ兄弟にちょこっとでもお目にかかりたいなぁと思いつつ、帰りました。
コンツ兄弟の演奏は、まさに神の音楽、崇高な芸術です。音もそうですが、フレーズ感、構成力、ダイナミズム、精神性・・全てが崇高です。
どの曲も素晴らしかったけれど、「白鳥」は何度聴いても、澄み切った涙が流れます。
ルーマニア舞曲のハーモニクスは魔法の音のようでした。
各々の演奏も凄いですが、二人のコラボは二人にしかできない独特の共鳴感だと思います。
言葉には尽くしがたい感動ですね。
是非是非、コンツ兄弟に、この感動をお伝えくださいね!
Rさんに、また、お目にかかれたら嬉しいです。