イジュー·ホーロー

ミュージシャン。雑記。喫茶店と映画。古本屋。猫など。flexlife青木里枝

幕内秀夫サン

2012年02月21日 | 
いい本!





もともと「粗食のすすめ」
シリーズが好きだったんで

子供が生まれてから
同じ著者、幕内秀夫サンの
「子供レシピ」を手にし。

これがまた目から うろこ。



レシピそのものより
間にある文がいい。

子供はなぜピーマンをたべない?
なぜ野菜を嫌う?

そんな事が明快に
すとんと、ふにおちる様に書いてある。



無理してあげなくていいのだ。
子供はとにかくお腹が減る。
お腹にたまる炭水化物がほしい。

繊維が豊富な青菜なんて
およびじゃなかったのだ。



そして極めつけ?が
(おおげさ!)
「健康のためなら死んでもいいのか」

いいね!!!これこれ!
我が家で話すのは
ここに書いてある様な事なのー



食を考える事は
社会を考える事。

食のゆがみに気付いたら
社会のゆがみを意識しない訳にはいかない。

気を配るのは、
放射能汚染だけでない
という現実。


「栄養学」に基づいたら
おかしな事になっちゃった…の最たる例が

本当にあった病院食
「カロリーメイトの卵とじ」

ぎょっ!

その他、今の学校給食が
どれだけおかしな事になっているか、など。



王手をふってる食の常識は
大多数に採用されてるだけ。
ベストでない事がみえてきます。


お子さんのある方はもちろん
ない方も
出来るだけ多くの人に
知ってもらいたい本なのです。

対談形式だし、かたくるしくないし
とっても読みやすいの。