夕方 散歩。
車の 抜け道になってるような
路地のはじに
正真正銘の子猫。
ほんとに 小さい。
飼い主は?
おかあさんは?
兄弟は???
見渡すけど
その子だけ。
話しかけるけど…
余裕がある様子。
いったん家に帰り
水と
キャットフードをお湯でふやかした
即席のおかゆ持参。
小さいのに がんばって 威嚇。
精一杯の感じが なんだか偉い。
そのうち 慣れて
近寄って 水は飲んだ。
ここまで 何分かかったかな笑
涙 くしゃみ
色のついた鼻水。
かぜひいてるし
痩せてる。
気を許して甘えてくる。
やっぱり困ってたんだろう。
うちの小2君は
完全に 目がハート。
…元気になったら他所で
育ててもらって
さよならという事もあるよと
念をおして連れて帰る。
ばたばた。
ガビガビの体をふいたり
猫用ミルクを 用意したり。
うちには猫がいるから
風邪やら 移さないように
先住が入れない部屋に隔離。
落ち着いたら急に
即席のおかゆを
ガツガツ食べはじめる。
乳児だったらと実は心配だった。
乳児だと 人間の新生児ばりに
大変らしい。
不眠不休で 哺乳瓶でミルクあげる
なんて聞いてたので
ほっとする。
ゲージに湯たんぽを忍ばせる。
こういうのは 本とか
大島弓子とかの聞きかじり。
割りとすぐに寝息。
小2君は 僕が
おかあさん がわりだからと
同じ部屋で 今夜は寝るという。
でも ひとりはこわいから
一緒に 寝て、だそう。
名前も ひらめいたらしく
こうすけ。らしい。
渋いね なかなか。
明日 病院に連れていく。