久しぶりに。
ちんぷな
言葉しか浮かばない。
今 映画みてるなーー
という高揚感。
心がまいってる人に対する
眼差しが すこぶる温かい。
というか
俺こっち側なんで。
という眼差し。
むしろ彼らこそ
魂は貴族、騎士なんだ
という姿勢に共感する。
サイコ、とか それ関連の題材は
映画的興奮でゾクゾク出来る反面
心が まいってる人の話を
消費しちゃって良いのかと
観ていて悩むことも増えた。
途中から
のぞいてきた息子が
撮り方 格好いい。近未来なの?
と言ったように
超広角あおり構図が
幻想的で
眺めてるだけで
わくわくだし
悲劇と喜劇 現実と幻覚
過去と現在…が地続きなまま
寓話的にミックスされてるのが
サイケデリックで
観てて嬉しくなるけど
人の頭の中って
大なり小なり
こんな感じで
整理なんて
ちっとも されてないしなー
と思えば
かえってリアルなのかもしれない。
メディアによる
バッシングとか
炎上の渦中の人の話と思えば
一層 今日的。
相棒のいない
都会の
ピノキオと
ドン・キホーテの交流。
90sの真夜中のカーボーイ
なのかもしれない。
エンディング曲はハリーネルソンだった
リディアちゃんの
"動作が不細工"な部分は
他人事と思えなかったのもあって笑
この人の映画にしては
珍しく
なんだかんだ
ハッピーな着地に
観てる自分も
救われる気持ちがした。
これ、むかしは
テレビでも時々流れてた。
大事な事な気がする。
謝謝