
観ていた。
アメリカ軍が「あらゆる地獄を集めた戦場」と表現した沖縄戦。そのさなかに米兵が収録した30時間の録音記録が見つかった。
— NHKスペシャル公式 (@nhk_n_sp) June 22, 2023
78年を経た今、戦場の声は何を投げかけるのか。#NHKスペシャル
“戦い、そして、死んでいく”#沖縄戦 発掘された米軍録音記録
25(日)夜9時〜[総合]#沖縄戦78年#慰霊の日 pic.twitter.com/uTf9iCvCCj
勇ましい英雄譚でもなく
おどろおどろしい音楽で
演出する感じでもなく
淡々としたトーンで
比較的見やすい作り。
沖縄の人 米軍双方にとって
きつかったという構成。
観たあと
つかれている自分に気づいた。
淡々と視聴したつもりだったけど。
ここのとこ
何年も先送りにしていた
戦争にまつわる大作映画
アラビアのロレンス と
地獄の黙示録 を
重い腰をあげて
ようやく観たりして
ドキュメンタリーだろうが
創作物であろうが
暴力描写が苦手なのですが…
観るのは今しかないか
というタイミングを逃さないように、
という気持ちに何故か かられる。
この記録を掘り起こし、音声に残ってる人やその息子を見つけ出してインタビューまで撮るって凄まじい取材力だ。
— 阿部 藹 Ai Niimi-Abe (@aiaielk) June 25, 2023
集団強制死を目の当たりにした軍人さんの戸惑いや恐怖が音声で追体験できて、アメリカ側のインタビュー音声から、日本軍の異常性が浮き彫りになる構成も秀逸だった。#NHKスペシャル
記録して保管すること
必要とあらば公開出来ること
その大事さ 国の義務を
痛感したよ。
日本サイド
分からないことだらけって…
それにしても
集団自決 という言葉を
ものの喩えなんかで
軽々しく使う。
そんな人を
私は信用出来ない。

映像とは
恐ろしいもので
暴力を告発する内容でも
うけ手によっては
格好良い。すかっとする。
などに置き換えられてしまう事が
よく起こる。
地獄の黙示録では
私 爆撃をうける
ベㇳナムの人の気持ちに感情移入して
心底恐ろしかったけど
上空から空爆するサイコな米軍に
シューティングゲームさながら
感情移入してしまう人もいるだろう。
私がみた番組でも
日本軍 沖縄の人の戦い方は
優れていた!!と
見た人もいるかもしれない。
昨夜の”NHKスペシャル”、沖縄戦を生々しく伝えました。
— まめ書房 -沖縄の本と工芸-神戸岡本 (@mameshobo) June 26, 2023
当初米軍は住民を保護する方針をとるも、日本軍の兵士が住民に偽装したり、女性や少年にも武器を持たせたため、住民も疑い殺すようになった事。
集団自決の様子(日本兵が住民を銃殺、住民同士が喉を切りあう…)を目撃した米兵の話など。続く→ pic.twitter.com/EnQfSYx1Hu
同じものをみても
違う影響をもたらす。
それが映像の面白さであるけど
むなしい伝達につながる事もある。
その怖さと 難しさ。
だいたいのことにおいて
門外漢、にわかだ
っていう気持ちを
忘れたくない。
理解した気にならない事。
年齢があがるほど
忘れてしまいがちになるが
踏みとどまって
思いだすようにいたい。
謝謝