"不安は魂を食いつくす"
1974年 ドイツ映画。
@denkikan
実は初のファスビンダー体験。
短い会話と色彩が
思った以上に
カウリスマキと重なる。
"いま映画観てるんだなー"と
しみじみ感じさせてくれた。
…関係ないけどこのブログ
いままでどおり入力してるのに
フォントが大きくなったり
小さくなったりしていない?
どんどん使いにくくなって
どうしたものかな。
というのは
さておき
高齢の婦人と
移民の若い男性の
恋と生活の物語。
山田太一を何故か思い出した。
"普通でない二人"へ
隠さず不快の視線を送る人々。
あの嫌なおばさま達の片鱗が
誰の心にも
きっと住んで居るし
イスラエルとパレスチナ
の根っこにも繋がり
もちろん日本の中でも
沢山みかける。
先週20年ぶりくらい?にみた
カサヴェテスの"アメリカの影"
ニューヨークの片隅で
自分が正当に扱われていないと
不満を持ちながら
別の人種には
差別を億面もなくぶつけて
みんな それぞれ
居場所がないと感じている。
タッチは違えど
59年のカサベテスと
74年のファスビンダーと
今年 私が見ている景色が
はからずも重なってしまった。
差別的な時期もあった、と
過去の話になっていれば
良かったのに…なってない。
私達
全然成熟出来てないなーと
はからずも確認する事に
なってしまった。
ファスビンダーの方は
とても見やすいから
中学生以上の人、
大人は
とりあえずみんな観て
ディスカッションでもすれば
道徳の授業を数回受けるより
ずっといいのに
なんて事を夢みた。
🎥『ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選』🎥
— デンキカン@Denkikan (@denkikan1911) November 9, 2023
▷▷▶︎11月10日(金)より公開
伝説的な映画監督による不朽の傑作がスクリーンに。
★天使の影
★マリア・ブラウンの結婚
★不安は魂を食いつくす
以上、3作品をお届けいたします✨https://t.co/mmskzEquUM pic.twitter.com/doZF1tuBoC
謝謝